2011年08月15日

●今日のBクラスは構成課題でした。

マスクとカボチャと布

詳しくは企業秘密ですが、様々構成課題にはポイントがあります!
正面をしっかり設定し、3種類のモチーフの作り込みで質の違いまで感じれると良いですね。

今日の秀作の紹介です!
T.Aくん
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立ち上がる構成に力強さがあり、布はいまいちですが模刻力はしっかりしています。

R.Tくん
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ぶっちゃけカボチャと布のクオリティ低いのですが、塊の形態がとても面白いのと、床との関係性にこだわりを感じます。

K.Mさん
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マスクの表面処理が少し大人しいですが、布の表情がとても綺麗ですね。

T.Hさん
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全体的に質感へ突っ込めた仕事が魅力的ですね。配置がシンプルだと、徹底的にやりきって行きたいですね。

M.Mさん
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シンプルな構成ですが、隙間の見え方がとても自然です。

S.Tさん
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モチーフに頼る描写力が少しずつ付いてきてます。こういう見方を大切にしましょう!!

2011年08月13日

●構成課題 芸大Aクラス

今日は3つのモチーフを組み合わせて彫刻する構成課題でした。いつもより制作時間が短くなり、午前中の講評会ですがみんな比較的に完成度を上げてきていて良かったと思います。そのうちの総合的良かった2点、構成が光っていた2点を紹介します。

Y.Uくん:一つ一つしっかり造り込み、説得力ある作品になりました。構成はシンプル系で作品完成度で目を引くところが良かったです。
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N.Nさん:垂直な力の中に、わずかな歪みが面白い構成で精神性もあり良い作品でした。造り込みの丁寧さも魅力になり、総合的な力を感じました。この調子!
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Y.Mさん:社会人で始めたばかりですが、頑張りました!風の流れを感じ、大きさもある良い構成になりました。粘土のリズムも柔らかくていいですね。すばらしい〜(^^)
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K.Sくん:こちらは高校生!この作品も構成がダイナミックに見えて良かったですね。形に対する緊張感がさらに出てくると良かったです。
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*いろいろな構成を考えてアイデアをためておきましょう!密度も全体的に上がってきているのでこの調子で午後からのデッサンも頑張っていきましょう!

2011年08月12日

●夜間塑造のうさぎ。

夜間塑造ではウサギを造りました。
鳥と違い四つ足動物の特徴をいかに拾い全体の動きをつかむかがポイントです。

H.Sさんの塑造。
安定したフォルムと自然な動きをつかめていますね。
この夏、結構塑造のポイントがつかめてきていると思います。
もう一つ表現の幅が広がると作品性が上がると思います。
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A.Nさんの塑造。
後半の仕事で表面的になりまとめてしまったのが悔やまれますが、柔らかいタッチと生命感がうまくリンクして来て良い方向で制作出来ました。
大きなバランスの中で形を見て行くやり取りが最後まで出来ればもう一段レベルアップしましね。
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ご紹介した一浪女子の二人は、このところグングン塑造の内容が良くなって来ていますね。夏に力を付けると秋以降やれることが全然違ってくるので、ドンドン前のめりに行きましょう!

2011年08月11日

●今日のBクラス塑造は鶏っぽいチャボでした!

やや鶏っぽいチャボで、難しかったですね。
それでも、肩腰足から成り立つ三角形の意識、塑造版の正面性、芯棒の入り方、地山との関係性、本体を作る前に、考えなければいけない点が沢山あります。
色々なところに、くまなく意識をつなげていきましょう!

K.Sさんの作品
存在感があります!食らいついて観察する事が結果につながってきました。
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R.Tくんの作品
やや固さもありますが、積極的な表現が面白くなりそうです!
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K.Mさんの作品
骨格と羽の表現のせめぎ合いを、すごく自然に捉えようとしています!
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A.Sくんの素描
手数はそんなにありませんが、視点がはっきりしていて床に立っている事を的確に拾えています!
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2011年08月09日

●チャボの彫刻 芸大Aクラス

今日の優秀作品の紹介です。

S.Iくん:チャボの自然な立ち姿、頭部の観察力や粘土付けも良かったです。意外と難しいんですよね。動物の自然体を作るって!本当に観察が大事ですね。
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2011年08月06日

●外国人首像で秀作出ました!

前期の夜間塑造では外国人の首像を造りました。

普段なかなか造ることがないので、いい勉強になりましたね。
日本人との骨格の違いや、表情の変化に反応できると面白さが出てきます。
数点いい塑造がでましたのでご紹介します。

S.Iくん
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M.Kさん
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H.Sさん
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後期も頑張りましょう!

●芸大Aクラス 「自刻像と手」

こちらは芸大Aクラス、「自刻像と手」の彫刻です。
首から頭部へのつながり、手の動きや構成など、ポイントは多いですが、基本的なところをしっかり抑えて彫刻出来る事が重要ですね。
クラス全体的にみんな集中して頑張りました。前期の締めくくりに相応しい仕事になったと思います。さっそく、今日の優秀作品を紹介していきます。

Y.Uくん:自分の帽子を利用しながらも、骨格的なつながりや手の表情なども上手く出来ましたね。
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M.Yさん:体、首、頭部の組み立てがしっかりと見れていますね。ベースの形態と表情がもう一つ噛み合えば良いですね。
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A.Hくん:まだ弱い部分はありますが、柔らかい粘土付けは他の作品にない魅力が出てきていると思います。
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K.Kさん:形の強い部分に反応し始めて、粘土の張りの表現がかわってきましたね。強さが出てきました。
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2011年08月04日

●今日の塑造!

自刻像と手の課題です。
全体的に首のカタチがまだまだ甘いのが気になりますが、約11時間の制作でそれぞれの世界観が具体的になってきているのが面白いと思います。人体彫刻ですので確実な構造に表現が絡んでくるとしっかりとしたモノが出来上ります。今回ご紹介するのは、限られた時間内での可能性を感じさせる作品群です。単体としての首像とは違って、手が構成要素としての重要な役割を担っていますからそういったところの全体観も参考にしてください。

R.Mさんの作品
秀作です!
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M.Kさんの作品
柔らかく迫力があります!
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A.Sくんの作品
重厚感が出てきました!
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H.Sさんの作品
面白いですね!
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K.Mさんの作品
戦える!
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S.Kさんの作品
クッロキー力を感じます!
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2011年08月02日

●鳩の彫刻 芸大Aクラス

こちらは芸大Aクラス。
鳩の彫刻の優秀作品を紹介します。

S.Aくん:鳩の印象を大切にして自然な姿を再現出来ましたね。骨格の形と粘土の柔らかさとのバランスが良くなりました。羽の前面の形を省略するか、リアルに再現するか悩ましい所ですね。
素描も塑造も印象やバランスが確実に良くなってきています。
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H.Gさん:立ち姿が鳩らしくなって良かったです。粘土の扱いも心地いいので生命感も表現出来てきました。デッサンも塑造も調子良くなっていますので、この調子でいきましょうね!
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2011年07月30日

●鳩の素描と塑造

こちらは芸大Bクラス。

R.Mさんの粘土です。
量自体はそれほど大きくはありませんが、塑造板上の空間を含めてスケールを感じさせる塑造です。
柔らかい質と正確な構造感が観察量と共に上手く絡んで自然な作品が出来上がりました。
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M.Mさんの素描です。
安定した視点が気持ちの良い空間をつくっています。そのまま手でつかんで行けそうな正確な量表現が出来ている秀作です。
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K.Mさんの素描です。
頭部のデッサンが印象を良くしています。両足付が視点ともう一つしっくりきていませんが、生命観にあふれるデッサンです。
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