●塑造強化コース アヒル塑造
塑造強化コース今日は午前アヒルの塑造の講評でした。
アヒルの構造の理解はもちろん大切ですが、自然な観察のやり取りを最後まで忘れないで欲しい課題ですね。
S,I君
バランス、動きともにしっかりした作品です。形がぼやけがちでしたがよく観察して造り込んできたことで頭部や首まわりの形にしまりが出てきました。
午後からは自刻像です、自分の姿勢や形の特徴をよく観て良い作品を造りましょう。
塑造強化コース今日は午前アヒルの塑造の講評でした。
アヒルの構造の理解はもちろん大切ですが、自然な観察のやり取りを最後まで忘れないで欲しい課題ですね。
S,I君
バランス、動きともにしっかりした作品です。形がぼやけがちでしたがよく観察して造り込んできたことで頭部や首まわりの形にしまりが出てきました。
午後からは自刻像です、自分の姿勢や形の特徴をよく観て良い作品を造りましょう。
今日は芸大コースAクラスはウサギの塑造でした。
仕事の柔らかさが良い形で引き出せてきた学生が多かったです。全体感と制作の楽しさが噛み合ってきたように感じました。
よりトータルでの完成度、シビアさは求めたいですが、いろいろな面白さの方向性が出てきて盛り上りましたね。
R.Iくんの作品です。頭部を柔らかく決めてきました。自然なよい臨場感ですね。
U.Tさんの作品です。形の決まりがやや甘いですが、胴体の自然な重心の移動、動きの柔らかさは特筆するものがありました。
H.Yさんの作品です。独特のタッチでウサギに迫っています。作品の言い切りに強さを感じました。
T.Hさんの作品です。全体感、頭部の大きな形態、表情の締まりなど非常にしっかりとした安定を感じる作品でした。
A.Sさんの作品です。正面からの頭部の締まり、背骨の柔らかな動きなど上半身の魅力が光りました。
今日掴めた良い仕事の引き出し方を、他の仕事にもつなげていって下さい!
今日の芸大コースBクラスはうさぎの塑造でした。
2点優秀作品を紹介します。
K.Mさんの作品
肉付きの良いうさぎでしたが、それを上手く特徴として取り入れられています。粘土付けの印象で魅せていく仕事は思い切りも大切ですので、上手く行かないときは一度リセットしてみては?
Y.Mくんの作品
モチーフになったうさぎの印象を自然に捉えられていて良いですね。頭部の印象もうまくひろえています。ここから先は細部のつくりこみにまでせまっていって欲しいです。
今日の芸大コースAクラスは、自刻像でした。
柔らかく流れをつかみながら表情を乗せた良い作品が出ましたのでご紹介します。
表情の押さえがちょっと弱いのが惜しいところですね。
どんどん勝負かけて行きましょう!
塑造強化コース今日の課題は石膏マスク、りんご、布の構成でした。
マスク、リンゴ、布の3つをどう関係させるか、そこで生まれる接点の形。配置の仕方で塑造板の上の空間をどう造るか。オーソドックスなモチーフですが、総合的な力が必要な課題ですね。
その中から2点紹介します。
T,S君
積み重なった物が崩れかける重力の関係性を強調する、階段状の構造をうまく利用している良い構成です。
且つ、モチーフそれぞれの形状・量感の相違といった特徴をうまく生かしたすっきりとした空間を表現出来ていますが、もう少し布の柔らかさを感じさせる折り畳み方や造り込みを工夫し、質感の違いを造り分けられると尚良かったですね。
N,S君
垂直、水平の構成をうまく緊張感につなげることができています。個々の造り込みでさらにクオリティーを上げていきましょう。
明日からも手と紙袋の構成課題です。今日うまくいった所や問題点を活かしてがんばりましょう!
今日から冬季講習が始まりました。
冬季講習初日の今日は、芸大Bクラスの優秀作品を2点紹介します。
T.Tくんの作品
印象の良い作品ですね。量のバランスも良く観察出来ています。ここからさらに像の動きを強くしていって下さい。
本学昼間部生R.Mくんの作品
柔らかいタッチで印象を捉えています。印象も良くなってきていますが、面的な要素も取り入れていけると良いですね。
今日は学期末コンクール第二弾、デッサン、塑造の採点、講評がありました。
採点中にはセンター学科模試もあり、東京芸大を照準にした総合実力判定的なコンクールになりました。
デッサンはヘルメスでした。柔和な表情、独特の柔らかい空間性描きごたえのあるモチーフですね。デッサンコンクール上位作品を紹介します。
R.Mくんのデッサン
Y.Sくんのデッサン
R.Iくんのデッサン
S.Iくんのデッサン
塑造はアバタのビーナス模刻でした。こちらも柔らかい動きが特徴のモチーフです。大きな動きの流れやプロポーションなどしっかり掴んでいきたいです。
S.Iくんの作品
Y.Sくんの作品
二学期お疲れさまでした。冬季講習会まで休みが入りますが、学科、身近なモチーフの素描、リフレッシュなど有効に使って下さいね。冬季講習会初日に元気な姿で会いましょう。
プルプルチェリークラスは軍鶏の塑造課題でした。
どばたでの軍鶏課題はかなり久しぶりです。
モチーフとしてはかなり大きい鳥なので、迫力がありました。
顔や足、毛などがとても特徴的で、皆そういった所に良く反応していました。
しかし、ニワトリなどの他の鳥にも言えることですが、足回りの空間、形が今ひとつ掴めていませんでした。プロポーション、バランスは注意深く見ていきたいものです。
優秀作品
S.T君
足などの構造の弱さは気になりますが、対象に迫っていく迫力、作品性などが強い作品です。
M.Kさん
こちらはしっかり安定した実力を発揮しています。観察をもっとしてより対象に迫っていきましょう。
今回は講師白井も参加しました。
制作時間5時間弱ですが、完成には至りませんでした。
軍鶏の持っている、足回りの空間、首の長さを活かして縦に伸びていく形を表現しました。
今日のフレッシュバナナクラスの預かり作品を一点紹介します。
課題は大型組みモチーフのデッサンでした。
K.Mさんの作品
仕事が細部までいきわたっています。メインになっている牛骨の描き込みも良いですね。
奥にあるモチーフの光はもっと積極的にひろっていきましょう。
今日のバナナクラスは手の塑造でした。
手の自然な動き方を利用しながら流れや空間を造ってきたい課題です。
その中から2点紹介します。
M,Kさんの塑造です。派手さのある構成ではありませんが手の表情の柔らかさが魅力的な作品です。
こちらはR,I君の塑造です。複数の手を組み合わせて螺旋状の流れがきれいに出せています。
今日は両クラス合同で、グデア、アルカイックの塑造、6時間でした。
大きなモチーフではないですが、軸の正確さや印象、歪みなど、しっかり捉えたい要素が満載のモチーフです。
今日はアルカイック一点紹介します。
R.Mくんの塑造です。
印象や粘土の扱いを含めたトータルのバランスが良かったです。造り込んで一度ずれた印象を、しっかり直して来れたのが収穫ですね。
2学期ももう少し。集中力をより高めて頑張ろう!