●菌の運動会
風邪をひいた・・・。この私がである。つまり実はもう何年も風邪というものに縁がなく、学生に対しても「風邪をひく学生は校則違反だ!!」とうそぶいていたのだ。
ところがだ・・何か慣れない喉の痛みを感じると、その痛みはみるみる間に脳みそへ熱となって超特急で登って行った。普段は無理をしてでも雄々しく構える私も、ひとたび病(やまい)に冒されるとまるでだらしがない。熱を押して「這いつくばっても、気力でカバ〜だ!」なんて体育会系の根性はまるで沸き起こらず、ひたすら喘いでは床に伏すのである。早めの対応と病院へも行き薬も頂き対応万全と思いきや、熱はさらに上がるは鼻は詰まるは湿疹は出るは、まるで風邪菌の大運動会である。果ては家族内部での「隔離政策」も有無を言わさず即時決定され、ドア越しの梅干し入りお粥差し入れで栄養補給を施し、風邪菌の鎮まるのを闇夜の中で手を合わせひたすら待つのであった。
さてさて皆様方、風邪は万病も元、くれぐれもご用心下さい。
対応は早めに、復活を焦らずに。
身体からのサインには敏感に。
受験生の必須事項ですよ。