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2008年12月23日

●地下室の熱情

サブプライムローンで始まった世界経済の悪化は、軒並み日本経済も飲み込んで派遣切りやら何やらと、クリスマスの喧噪も吹き飛ばす程の暗闇である。流れるニュースも、事件やら破綻やらと暗さを競うようでもあって何か妙である。その意味で言えば予備校界とて例外でもなく、親の経済はもろに子供にもその教育まで響く。講習会を受講する遠方の学生にとって、期間中のレンタルマンション住まいの予備校通いもそうそう簡単にできるものではない。学生の自己成長にかける「熱意」と親の「理解」も、そしてそれを実現させる「経済力」も、魔法の杖ならぬこうした3点神器が揃って成立となる。
 今年最後を締める「冬期講習会」も最終コーナーへ。塑造制作に勤しむ学生達。地上の寒風とは別世界の熱烈熱情のエネルギーが充満する。

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