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2008年10月07日

●ロマンチックに

「あ〜・・今日も雲が流れる・・」と、まぁ、真昼の紺碧の空を見上げ、そしてまた夕焼けの紅空に心を「じわ〜ん」とさせる。他人の評価とは別に、どちらかと言うと感激屋であり涙もろくくデリケートである。
 「うちの子は気が弱くて・・」と嘆く母親。しかし裏返せばデリケートなのだろう。デリケートじゃない作家なんていないわけで、だから気が弱い事はある種の才能とも言える。そしてこうしたデリケートな感情はロマンティシズムへと繋がる。
 話しは違うがロマンチックな感情はどうも男の方が勝るようである。学生を見ていてもそう思う。男の方がデリケートでロマンチストなのである(あまり根拠も無く自己弁護にも近いが・・・)
 抜ける程の空、無限の広がりを見せる夕焼け。言葉では語れない程に神秘的で夢のようで。自分の内部に存在する特殊な感情とが合体し、想像性とが絡み合い、心が解放されていく。一時の猶予を持って訪れるであろう不安や憂鬱さも引き連れて、心は何か心地よく宙を彷徨うのである。
 そう今日も泣ける程の空を仰ぎながら想いを描くのである。ビバビバー青春!
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