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2008年01月26日

●血が騒ぐ

寒い・・。
なんという底冷えの日々・・・。
昨年は雪も降らず、地球温暖化はやはりここまでかぁ、と実感したものだが、ここに来ての冷え込みは老化深まる我が身にはひどくこたえる。さらに追い打ちをかけるようにとうとう恐れていた雪が降った。それも朝から日中、堂々?とである。降るわ降るわみる間に降り積もった雪がなんと10センチ近く!
となると訳も無く騒ぎ出す雪国生まれのDNA、そしてさらに沸き立つ創造魂。
「雪が降って喜ぶのは子供だけ〜」とうそぶく生活優先の大人の現実思考も一気に崩壊して、その「喜ぶ子供」になってしまう。当然近所の子供やお昼の奥さん方も一歩引いてその姿を遠くから眺めることとなる、も気にせずにひたすら取り敢えず雪をかき集める。汗が吹き出る。手は冷たさを通り越して赤くなる。寒空でTシャツ姿のおっさんは矢張り異常ではあるが、それはもう自己内部では輝かしい勲章にランクアップされている。遠くで成り行きを見守っていた近所の子供達が何やら近づいて来る、が、もう私にとっては「ライバル」と化する子供に笑顔を見せる余裕も無いのである。
そう、そしてひどく無邪気に、そしてシンプルに汗の結晶が出来上がりました。
やはり、冬はいい。


幽玄な風景にしばし見とれて・・・
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晴れた空にみるみる溶けていく雪のオブジェ
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二回目の雪。前回の反省を込めて不純物を無くしてより硬度を高めて。
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