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2008年01月08日

●2008/1/8 新学期

新年、明けましておめでとうございます。
いよいよ本番突入です。今年度の学生は地方出身者が少ないのですが、それぞれ実家に帰って来た様子で、矢張り顔色がいい。受験生もそれなりにしっかり正月しているのだ。
 受験生にとってこれからはマラソンで言えば35キロ過ぎのラストスパート。ここからが勝負の分かれ目と言ったところ。そう言えば、例年の如く、テレビで正月恒例の箱根マラソン中継を観戦した。今年も数々の波乱があり壮絶なドラマが繰り広げられていたのだが、こうした選手も一年間それこそ血の滲むような訓練をしてきたにも係わらず、多くのランナーが力を出し切れず悔し涙を流したり、中には脱水状況に陥り脱落していく者もいる。強烈な肉体を作りあげ万全に準備をしても、尚こうした状況は当然のようにおきるということを、そしてこうした限界への挑戦とは、肉体と精神の微妙なバランスで成立することをあらためて思う。
 デッサンもいわば非常にメンタルな作業である。微妙な精神状況の変化や持ちようが大きく影響する。逆にそれだから面白いのだと言ってはみても、やはり難しい。
 とはいえ、そうした精神の機微を楽しみながら、やはり最後を走り抜きたいものである。
 
本日学生、95%出席。
これって?いいの?悪いの?
若干、スロースターターもいるようです。
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本年が素晴らしい結果となりますように。