●彫刻科講師達によるグループ展「RE:2007
同じ高澤学園の創形美術学校併設のギャラリー「GALLER A PUNT」での展示。
独自企画による初めての展示なのだが、つまりはこうしたメンバーで行うだけの動機付けが今まで無かったということと、受験至上主義的な現場に言わばアーティストとしての積極的な側面を押し出すことができにくかった?、結局は「余裕」が無かった?
しかし理由はどうあれ同じ教育現場にいる作家として、学生に対する直裁なメッセージの、そして積極的な機会作りはやはり重要なことだと思う。
企画に対してはかなりの話し合いを行った。最終的にはこれだけ違う「表現者」の中に共通する事項と言えるものに焦点を当ててみることに。
* 影響を受けた作家なり人へのオマージュをテーマに。
(作品を作る上での動機付けや出発地点の再確認。)
* さらに、自らをもう一度振り返ってみる、自分の原点を探ってみる、といった広がりまで。
さて、こんな感じで始めてはみたのですが、現状の作品制作の延長といったことから少しは抜け出すきっかけになったでしょうか?
あるいは自己の原点に回帰できるほどのものになったでしょうか?