夜間部もデッサンと塑造のコンクールがありました。
共に7時間の制作です。
4月から数えて8ヶ月、ここまでの成果が随所にみられました!
デッサンはマルスにタオルを組み合わせたモチーフ。
タオルに惑わされぬようマルスの印象を出しつつ、タオルとの関係をわかりやすく描きたいところです。
合格レベルは4点、そのうちの3点を紹介します。
1位 M.Sさん
タオルの色味を基準としながら、マルスを中間色でしっかり捉えています。
ベース作りに課題を持っていたからこそ、自然に絵作り出来たのではないでしょうか。
2位 T.Nさん
正面位置でボディの量感がたっぷりと出せ、胸板にタオルが乗っている状況がわかりやすいです。
少し重いグレーが描写によってピリッっと処理されるとよいでしょう。
3位 K.Kさん
冴えのある色調で明快に仕上げられています、モチーフへの反応がとてもよいですね!
マルスに違和感が少しありますが、この課題であれば許容範囲です。
塑造はアバタのビーナスの模刻。
小さいサイズですが、ねじれや斜めの面の構造をまとめ上げるには、7時間でも難しいモチーフです。
2点合格のうち1点を紹介!
D.Tさん
一周まわして遜色なくアバタでした!なかなかです!
動きに対する意識が働き過ぎたせいか、顔面の軸が少し強くなりましたね。
遠目で見たときの柔らかい印象で最後仕上げたいところです。