先週の夜間部ではトルソレクチャーが行われました!
重たい円盤を持つことによって変化する両肩の傾き。グッと傾いた上半身を支える事で自然と生まれる立脚と遊脚、そして捻れ。
円盤というアイテムが生み出した、複雑な人体のバランス感覚が彫刻として見事に表現されています。
この像をデッサンに置き換えていくには、どのような意識で観察していけば良いのか、板書やデモンストレーションを交えてみっちりレクチャーしました!
そんな中行われた嶋田先生のデモストを紹介します
2h
大きな面性と頭部から脚にかかる重心の関係を早めに掴んでいきます。この仕事がどれだけ前半に高い精度を出すことが出来るのか、クロッキー力は大切ですね。
描き進めても最初の意識は変わっていません。仕事の規模に変化があるのみです。
7h生徒と共にじっくり描きました。上から下までの光と形の変化に神経が行き届いていますね~
流石の構造感、臨場感アリです!色々参考にしてみてください
トルソに限らず、デッサンでは色々意識しなければならない事が沢山ありますが、あくまで知識は観察軸の補助であり、知識のみではデッサンは描けません。
最終的には目の前のモチーフが全て教えてくれるので、沢山観察してモチーフと対話していきましょう!!