サロン・ド・プリマクラスから先日の課題を紹介します。ミロのヴィーナスのデッサンを描きました。繊細な質感と重厚な存在感が共存するモチーフです。描き方だけでは多太刀打ちできないモチーフですね。
今日は4点紹介します。
S.Iさん
土台となる腰から上半身、頭部へとつながる捩れの動きをしっかりと捉えられています。顔の印象がもう一歩!
M.Sさん
光源側と影側の光の質をしっかりと描き分けられているので臨場感のある画面に仕上がっています!構造も安定しています。
Y.Oさん
トルソの下から上までを繋がった一つの動きとして捉えられています。少し欲張った構図ですが迫力と魅力を兼ね備えた良いデッサンに仕上がりました!
A.Tさん(現役夜間部生)
横位置はシルエットの意識が強くなりがちですが、このデッサンは中の稜線と構造をちゃんと繋げられているので、ヴィーナスらしい曲線美をしっかりと感じられます。