昼間部の個別強化週間の中で行われた新たな視点を確立するためのコース「一皮剥けちゃうコース」の1週間の様子を紹介します!少数精鋭で内容の濃い課題になりましたね。
●まずはカーヴィング課題からスタートしました!
みなぎる拳を彫刻しなさい。
普段の塑像とは違って、塊の中に彫刻を見出す仕事は量を見切る目が養われます。みんなデッサンを描いたり紙を貼ったり、各々工夫して進めていましたね。
完成した作品がこちらです!
作品を並べた講評の景色も良い展示になりました。素晴らしい作品が出来ましたね!
●次の課題は塑像で質感描写と作り込みを実践する課題でした。ただ形をコピーすることを目的とするのではなく、そのものが過ごしてきた時間や成り立ちを読み解く、それが彫刻における観察です。
こちらが完成した作品です。
こちらの作者はカボチャの表皮の質感を表現するために、石を使ってテクスチャーの描写を行なっていました。ここに表現と説明の大きな違いがありますね。彫刻科が目指すのはリアルではなくリアリティーです。
●そして最後の課題は風景素描でした!
どばたを飛び出して池袋の街並みから各々の描きたい景色を素描する課題です。
課題に対して受身な姿勢では良い作品にはなりませんね。それぞれ何を狙いに設定するのか、散歩しながらリサーチ、それから制作です!行ってらっしゃ〜い
みんないい場所選びましたね!
完成した作品がこちらです!
良い絵が描けましたね。なかなか濃密な1週間でした、みんなお疲れさん!