昨日のレクチャーを受けて、学生もラオコーンのデッサンを描きました!
勢いのあるモチーフですが、構造やプロポーションなどベースの仕事はシビアさが求められる像ですね。今日は3点紹介します!
Y.Uさん
量感、空間、ダイナミックな動き、高いレベルのデッサンです!トルソは腰をおざなりにしては捉えられません。このデッサンはしっかりと腰から上体にかけての捩れを捉えています。
M.Mさん
綺麗な空間が魅力を生み出しています。色味の魅力だけではなく、構造面での見え方も良くなりました。人体の構造を幾何形態に置き換えた時に見える箱の積まれ方が正確に捉えられています。
R.Tさん
逆光の劇的な光を魅力的に捉えています。タッチが強引になり、絵が散らかった印象になることが多かった作者ですが、この作品はそういった個性が魅力に繋がっています!
こちらは小野先生のデモンストレーションの続きです。昨日の仕事で構造面をしっかりと捉えたベースを作り、今日の仕事で自然な光を取り入れながら描写を進めていきました。昨日の画像と見比べながら参考にしてみてください!