手の塑造

前日の手のレクチャーと粘土クロッキーに続いての手の塑造です。
柔らかい物が多い印象でレクチャーが効いている印象を受けます。
秀作をいくつか。

プリマクラス
M.Sさん 
全体の自然な力加減がなかなか良いですね。以前より柔らかく捉えられるようになりました。
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リポンクラス
S.Mさん
過剰な部分もありますが動きが連動していて滑らかです。この数ヶ月で技術レベルがとても上がりました。
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M.Sさん
3次元的に狙いをもって組まれた円環構造。左腕外側のほぼ垂直のアウトラインが作品全体をグッと引き締めて構成の軸になっています。
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A.Sさん
工芸科出身のSさん。さすがです。誠実な観察と作業の丁寧さでとても目を引いてました。
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K.Hさん
明快な意図のある吊るしの表現が、すっきりとした空間の中に生きています。観察もなかなか頑張っています。
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U.Tさん
長い腕を生かし粘土板の上の空間を大きく、気持ちよく使った構成です。
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このページは、彫刻科教員が2022年5月16日 14:13に書いた記事です。

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