小川主任のレクチャーから始まる一日。
大学にはこんな先生がいて、最近の入試はこうなってきて、彫刻の条件とはこう言われていて、、、それらを丁寧に振り返った上で、それでも既存の状況、答えに安易に寄り添ってゆくのではなく、改めて、何度でも自身に問いかけよう。「彫刻とはなにか」。。
「彫刻の考査」というとても濃いテーマで学生個人個人の深いところに届くレクチャーでした。
レクチャー後は、首像とキーワード選択から組み上げる任意の「彫刻」制作の初日。
ある学生はフロアの隅でひとりになってとても長い時間作品プランを考えていました。
大丈夫?と声をかけると「自分には真剣さが全然足りません」と言ってアドバイスを求めるでもなく再び1人になってプランニングを続けていました。
彫刻の考査。彫刻とはなにか?に向き合う時間は続きます。