塑造 手と水袋

『手と水を入れたビニール袋を彫刻しなさい』という課題でした。
この課題では手のプロポーションや骨格を大事にしていきながら水袋との関係を見ていきたいです。手にどのくらい力が入っているのか、手がある事で水袋の形がどう変化していくのか観察していき、質感の差や造り込みの差によって見る側の視線を誘導していく事もできます。
どういう狙いなのかを明確にしていく事が大事ですね。
今回は芯棒を使わなくてもいいという課題だったので平面に対しての水袋の関係も見ていきたいです。

では作品を紹介します。

M.Mさん
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水袋の質感や形が良く観察できています。手との関わりも自然で良いですね。手の中での質感の差が出来てくるとより良くなると思います。

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このページは、彫刻科教員が2020年5月26日 15:22に書いた記事です。

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