本日、全科合同自画像デッサンコンクールの結果発表がありました。
残念ながら彫刻科の作品は上位3点には選ばれませんでした。。。
期待はしておりましたが、頑張っているのは彫刻科だけではないので仕方ありません。。。
しかし銅賞が中学生なのには驚きました。。確かに良いデッサンですね!人柄まで伝わってくるような。。。
なんか彫刻科としても学べるところがある気がします。
さて、ちょっと時間はかかってしまいましたが、せっかくみなさん頑張って描きましたので、彫刻科内でのベスト10を発表します!
全作品を全講師が見て、それぞれの講師が1位から5位まで決めました。
その集計で順位が決まっています。
1位の作品
力強く、しっかりとした意志が感じられるデッサンです。タイトルが「未来を見据える」となっています。1年後が楽しみな作品です!
2位の作品
タップリと炭がのり人としての厚みを感じます。
3位の作品
さらっと描いていますが、力が抜けた自然な表情が魅力です。身体の厚みがちょっと弱いのが惜しいところ。
4位の作品
正中線のズレなど気になる点もありますが、自画像としてのメッセージの強さはとても魅力的です。
同率5位の作品
彫刻的には少し立体感の弱さなどありますが、引き込まれるような表情と絵的な魅力のある作品です。
同率5位の作品
もう少し手数が欲しいところですが、自然な色調、視点、光がかみ合っている作品ですね。
7位の作品
気合いを感じる完成度の高い作品ですね。良い姿勢です。手前の肩の表現がまだハマっていない感じが惜しいです。
8位の作品
とてもよく観察した秀作です。光の感じが自宅ならではの魅力となっています。首と僧帽筋が少し単調なのが惜しい。
9位の作品
この作品も強いですね。目に力があります。そういうの大事。顎を突き出している時の顔の奥行き感にまだ違和感があるのが惜しいポイントです。
10位の作品
これも気合いの入った作品ですね。ガッチリ描きに行っているところはとても良い。左右の調子が似通ってちょっと人肌っぽくなくなってしまったのと、左右の目の高さにちょっと違和感があるのが惜しい。
それぞれ、今後どうなってしまうのか難しい時期に自宅で自分と向き合いながら描いた自画像ですから、多分数年後に振り返った時に、きっととても記憶に残る作品となったのではないでしょうか。大切に保管してください。