ミロのビーナスは豊かな量感と柔らかい螺旋の動きを終始意識しながら描き進めていきたいですね。
構造を理解するには多少時間がかかりますが、それが出来ると彫刻的な力強さが出てきます。
その後は伸び縮みの表情を複雑に追って、最終的には人体表現の美しさに繋げたいです。
今日はその魅力を引き出せた作品を3点紹介します。
M.S君
ボディーの捉え方はピカイチだと思います。布や髪の毛の描写が自然になるといいですね。
S.Kさん(通信現役生)
頭部と腹部にキレのある表情が欲しい所ですが、裸体の柔らかいつながりを本当に良く表現出来ています。
M.Nさん
S字の流れを上から下まで良く作れました、構造感の強いデッサンで腰の入りなどしっかり出せています。
先日のコンクールから6時間制作に移行しました。
描き出しは慎重になりすぎず、像の印象をちゃんと把握してしっかり炭をのせれば大丈夫です。
観察量と集中力を絶やさずに攻めていきましょう!