今日は両クラス合同での素描課題でした。
学院内で背景となる場所を選び、その場で自画像を描きました。まずはその場を選んだ意図をどう構図に反映させるか、描き進めながら人体のプロポーション、背景の状況説明、光の方向、漂う空気感、密度を上げる所と抜く所。一枚の絵を仕上げるやりとりの充実のため、たっぷりと3日間取り組んでもらいました。
その中から3点紹介します。
左上からの光、それが自分にどう降り注ぐのか。やりとりの末、静かな存在感が生まれました。
しっかりとした描写力から説得力を感じます。階段や壁の質感がより人物を引き立たせました。
月光浴を思わせる張りつめた印象は、彼の狙いが明快だったからでしょう。