今日は中期の最終日、芸大Aコースは構成塑造でした。マスクの正確性など全体的な課題は残りましたが構成への意欲、完成度への欲求など気合いや集中力は感じました。
作品全体をベストに見せるために、マスクとその他のモチーフにどう仕事を配分していくかを考えてきたいですね。
K.Hさんの作品
個々のパーツの完成度はもうひとつでしたが、要素を絞り端的に柔らかく構成出来ました。
T.Sくんの作品
直方体の後ろへの傾き、マスクの微妙なねじれなどうまく使い、必然性を感じる構成になりました。
M.Sさん(現役講習会生!)の作品
ほぼシンメトリーの構成に微妙な揺らぎをもたせ、マスクの厚みなどにもしっかり反応し造れました。構成、作り、客観性などトータルバランスが非常に良かった作品です。
K.Wくんの作品
空間を大きく扱いつつ、マスクをキッチリ決めてきました。構成要素に必然性がでるとより良いですね。