手と自刻像

今日のプルプルチェリークラスは手と自刻像という課題でした。

手を含めた作品全体の空間や構成を積極的に楽しみたいです。
何点か紹介します。

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頭部の骨格把握や顔面の表情、そして何より指のライン選びが抜群の作品でした。冴えた良いレベルの作品だと思います。

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両手をつかって大きく空間を動かした作品です。積極的に課題に向かって面白い彫刻にできました。攻める姿勢でしっかりと仕事ができたと思います。

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独自の描写で形をビシッと追い込んだ作品ですね。手の扱いの面白さ、6時間とは思えない作品の完成度が目立ちました。

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手を使って首から頭部への動きや空間を引き出した作品です。仕事の積み重ねが形の張りや強さにつながってきました。完成度、作品としての決めも良いと思います。

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後ろから手を触れてそちらに振り返るという一連の動勢を取り込んだ作品です。体と首のねじれが気持ち良く表現できていますね。

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このページは、彫刻科教員が2013年2月28日 16:26に書いた記事です。

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