大型石膏像組デッサンを描きました!

私立大学の受験も始まり、アトリエの雰囲気も変わってきました。
国公立主体の学生たちは、今日は大型石膏像です。
ベルベーデーレやうずくまるヴィーナス、マルストルソや円盤投げ全身などを単体で描く人、組モチーフで描く人など様々です。
単体ではモチーフの大きな流れやつながりを意識して見れているか、組チーフではそれぞれの関係や空間を意識出来ているか、がポイントになります。

全体に集中力を感じる作品が多く、画面から迫力が伝わってきました。
その中で2点紹介します。

S.Tくん
IMG_2440st.jpg
舐めるように形を触った感覚で描写していますね。
色調の冴えもあり目立つ作品でした。厚みや張りがもう少し出るとさらに迫力が出ると思います。

K.Wくん
IMG_2442kw.jpg
空間の中に置かれた像たちの関係を、微妙な調子のバランスを見ながら合わせてきました。
スッと画面に入って行きやすいデッサンが描けましたね。
奥のマルスのプロポーションが合っていないのが惜しいです。。。

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このページは、彫刻科教員が2013年2月 5日 12:42に書いた記事です。

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