今日の課題を今日のうちに。
ちょっと居残りして、良くなりました。
中身の強さが見えてきました。
今後が楽しみです。
2013年2月アーカイブ
バナナクラス、本日は奴隷のデッサンでした。
優秀作品を紹介します。
R.Iくん
像のボリューム感や形態感がしっかりと描けています。色味も強すぎず、奴隷らしい印象が捉えられていますね。
A.Tさん
描写の仕事に自然さが戻ってきましたね。逆光側の色幅も増えてきたので、前光側ももっと積極的に!
E.Iさん
透明感のある炭の発色が、奴隷のしなやかな動きに上手くはまっていますね。腰に重みがかかっている印象を意識していきましょう。
M.Kさん
動きは若干おとなしいですが、光線状態を柔らかくとらえられているのでボリューム感は充分に出せていますね。
今日のプルプルチェリークラスは手と自刻像という課題でした。
手を含めた作品全体の空間や構成を積極的に楽しみたいです。
何点か紹介します。
頭部の骨格把握や顔面の表情、そして何より指のライン選びが抜群の作品でした。冴えた良いレベルの作品だと思います。
両手をつかって大きく空間を動かした作品です。積極的に課題に向かって面白い彫刻にできました。攻める姿勢でしっかりと仕事ができたと思います。
独自の描写で形をビシッと追い込んだ作品ですね。手の扱いの面白さ、6時間とは思えない作品の完成度が目立ちました。
手を使って首から頭部への動きや空間を引き出した作品です。仕事の積み重ねが形の張りや強さにつながってきました。完成度、作品としての決めも良いと思います。
後ろから手を触れてそちらに振り返るという一連の動勢を取り込んだ作品です。体と首のねじれが気持ち良く表現できていますね。
夜間部生の時間外に制作した友人像です。いい作品になりましたので紹介します。
K.Kさん(現役生):粘土付けが魅力的で、生命感ある作品ですね。いい感じです。(^-^)//
H.Tさん: 骨格的にもいい観察ができてきましたね。動きも考えて首のつながりもよくなりました!o(^▽^)o
時間外でアバタの模刻を制作していたS.Yくん。
試験時間より長い時間をかけていますが、一度しっかり造りきることは良いことです。
今度は時間内でこの要素を引き出してください。
今日で今年度最後のコンクールが終了しました。
それぞれの課題に向き合って仕事が出来たでしょうか??
今回は三種目でしたので、それぞれの上位作品を紹介します。
ヘルメスのデッサン
A.Sくん
光の印象が良く、全体感が非常に綺麗なデッサンですね。印象をもっと追求していきたいところです。
T.Kくん(現役生)
丁寧な観察を重ね、良い絵が出来てきましたね。頭部の形態感をさらに確認していこう!
S.Yくん
仕事に荒さはまだ目立ちますが、全体の印象をよく合わせて来れましたね。
鳩とリンゴの塑造
K.Mさん
塑造台を利用した構成がうまくいきています。個々の作り込みや構造も良い仕事ができています。
K.Sくん
カッチリとした造り込みがいいですね。多少動きに硬さがのこっていますので、柔らかい動きもとりいれていけるといいですね。
I.Rくん
ストーリーがありそうな構成にしあがっています。2羽の動きの変化で構成に面白さをくわえられていますね。
素描(万力と木材)
A.Sくん
迫力のある、スケール感のでる構図選びが出来ています。空間性にも富んでいる良いデッサンですね。
S.Eくん
重厚感と構造感の強さ、素材感など総合的に良い印象で描けていますね。
K.Mさん
モチーフの重厚感は少し弱いですが、さっぱりとした画面としっかりとした構造が目を引きます。
明日から試験まで、通常の課題にもどります。
気持ちを引き締めて制作に取り組みましょう(^ω^)g!!!
みんな成長してきてどんどん良くなってきています。自分の気持ちを画面にしっかり表現しましょう!
今日は2点紹介します。
M.Sさん(高校3年生):自然な観察で光がきれいなデッサンになりましたね。この調子!(^O^)/
C.Tくん(高校3年生):独特の形に迫る描写力が魅力的です。素晴らしい(^ー^)ノ
今日は、彫刻基礎コースの学生作品を紹介します。
高校2年生のO君。とても彫刻的な魅力あるデッサンですので、受験生にも見てほしいなーと言う気持ちです。(^^)/構図や画面の上下はしっかりこの後指導しましたが、円盤投げの胸部は、形をつかむ感覚で素晴しい描写です。実在感ある表現で生命感あふれる素描になってきています。これこそ、彫刻科の魅力ある表現の一つ!と言えますね。これからが楽しみですね。
受験生の皆さん、もうすぐ試験がありますが、自分に自信を持って、しっかり対象と対話しながら、良く観察して描き切ってくださいね。必ず、魅力が出てきますよ!!
今日は日曜コースの学生作品を紹介します。
初めての塑造作品です。自刻像を制作しました。
A.Kさん(高校2年生):先日から彫刻科に入って始めたばかりですが、初めての塑造でもとても集中力があり、彼女らしい凛とした良い彫刻になりました。これからいろんな基本を学んで良い彫刻を造っていってほしいですね。楽しみです。(^ ^)/
今日の夜間部は円盤投げに鉛番線を巻いたモチーフでした。
I.Mくん(現役生)
昼に円盤投げのコンクールがあり、その悔しさをぶつけ、直ぐに良さに繋げましたね。よく頑張りました。
この調子でガンガン行きましょう!
今回の課題は円盤投げ像です。
昨日とは違い、人体の構造、動き等、彫刻科ならではの課題ですね。結果もベテラン勢が上位にはいり見応えのあるコンクールとなりました。
上位4点を紹介します。
T.Hさんの作品
画面全体の印象も良く、強い形態感のある良いデッサンですね。炭の色味もキマっていますね!
R.Iくんの作品
少し固めですがスッキリと空間の抜けた良いデッサンです。軸足の仕事にまで迫っていけると良いですね。
S.Eくんの作品
光の状況が自然に捉えられています。腰周りのまわり込みをもっと押さえられると良いですね。
K.Sくんの作品
石膏の白さに反応して描いた綺麗なデッサンですね。空間の抜けがより出ると良いです。
明日は受験前最後のお休みです。最後のコンクールに備えてしっかり休んでください(^ω^)
夜も学生が自主的にがんばっています。
先日まで、にわとりがいたので、何名か塑造、素描を制作していました。先日もアップされていましたね。
にわとりの塑造を紹介します。
M.Kさんの作品
しっかりした力をつけているM.Kさん。今回はモチーフに柔らかく迫れたように思います。頭部の小さな表情ひとつひとつにも温かみを感じるので、自然な迫力がでていますね。
今日はデッサンコンクールでした。今回のモチーフはマルスと紙筒の組モチーフでした。
上位作品を紹介します。
Y.Sくんの作品
ずらりと並んだデッサンの中で目を引く魅力をもった作品でした。今回のモチーフの紙筒とマルスの関係性も上手く描けています。
I.Mくん(現役生)の作品
画面自体に派手さはないものの、マルスの印象が非常に良い作品でした。繊細な描写がいきていますね。
S.Iくんの作品
空間の抜けが良く描けています。顔の印象がもっと合わせていけるといいですね。
S.Yくんの作品
冷静にモチーフを観察して描けています。マルスの印象も良いですね。紙筒の質感や色がもっと出てくると良いです。
明日もコンクールです。しっかり休んで明日に備えましょう!
今日のバナナクラスの優秀作品を紹介します。
R.Iくんの作品
形態と印象を合わせてきました。頭部の仕事をもう少し増やせればいいですね。
A.Tさんの作品
良い粘土付けで造り上げられました。ベースの形をもう少し慎重に合わせましょう。
K.Mさんの作品
鶏のポーズをつかって上手く塑造板の上に構成出来ています。ここから作品の見せ場を造っていけると良いですね。
今日はSt.ジョセフのデッサンでした。
ゴシック彫刻特有の面の強さがあり、描き込むと印象が強く出てくる像ですね。
皆、頑張っていましたが、最後の詰めがまだ甘い感じです。
さらに引き締めて行きましょう。
Y.Wくん
首と頭の形が甘いですが、調子と形の噛み合った良いデッサンですね。
明るさの中で粘った形を今後も生かしてください。
私立大学入試速報
多摩美術大学 美術学部 彫刻学科 21名合格
武蔵野美術大学 造形学部 彫刻学科 26名合格
合格者数は補欠、センター方式を含みます。合格者数は現時点で確認できているものです。
今後、講習会生などの結果により変更になる可能性があります。
今日は授業課題外に制作をした生徒の作品を紹介します。
M.Iくんの作品
頭部や足部分の描写が良いですね。佇まいも自然に捉えられています。細部に比べて大きい面積の仕事が甘い印象があるので、体部分も複雑な形態を見つけていきましょう。
R.Iくんの作品
授業でやった課題を、授業後も続けて描きました。胸回りの仕事に冴えがあります。腰回りの描写でかなり苦戦しましたが奴隷のスケール感も出てきましたね。
M.Kさんの作品
こちらも授業課題の続きを描いた作品です。しっかりとした造形力と自然光の美しさが気持ちよく噛み合いましたね。良いデッサンだと思います。
前回のアバタに引き続き、チェリークラスの模刻課題です。
メディチは構造をしっかり保ちながら、首の流れから頭部までのつながりを捉えられると、彫刻が作れた!と思える像です。
細かい印象まで合わせていけると文句無しです。
T.Sくん
形態をしっかりつかんで安定した出来だと思います。強くて目立ちました。
Y.Fくん(現役夜間部生)
少し未完成に見えますが、光と影を使った印象がピカイチでした。
Y.Uくん
形態、印象ともに良いレベルです。更なる高みに行って欲しいです。
時間外で友人像や自刻像で良い作品がでましたのでご紹介します。
自然な表情の中にも強い構造が見えています。
この調子でレベルアップしていってください。
今日のプルプルチェリークラスはモーゼとビーナスの組み石膏でした。
のりよく描けるモチーフだったようで、気持ちよく描けたたデッサンが多かったです。のれるモチーフの時にはのりだけでなくシビアに合わせる仕事も充実させたいですね。
R.Mくんのデッサン
思い切った構図でモーゼを主役に。大きさに負けない密度ある描写ができました。奥のビーナスにもう一歩「らしさ」が欲しかったです。
S.Iくんのデッサン
一転、こちらはモチーフ全体を説明しにいったデッサン。ビーナス背面を組み立ててこれました。台がビシッと決まって欲しかったですが、良い内容だと思います。
A.Sくんのデッサン
モーゼのひげの中にも面のつながりを見つけ、しっかりと描き上げてこれました。自然な色調の中でしっかりと対象を観察出来ています。
H.Hさん(現役入直生)のデッサン
逆光の中、モチーフを素直に丁寧に観察して描き上げたデッサンです。モーゼのひげの質感などまだ欲張りたい所はありますが、見上げた空間性、澄んだ色調など非常に魅力的なデッサンになったと思います。
アバタのビーナス像模刻の課題です。
6時間弱での制作なので、全体の動きを造り切るのは至難だとは思いますが、マスク部と共に骨格が見えてくるカタチを頭部を中心に観察できると印象が良くなってくると思います。
T,Yくん
かっちりとした緊張感と積極的にカタチを追い込んできたのは良いのですが、もう少しプロポーションを合わせられると良かったと思います。
K,Mさん
対角の関係性とかは厳しく観ていますが、頬骨まわりの左右の違いにもっと突っ込んでみてもよいのでは?
バナナクラスでは、ミロのビーナスとモーゼマスクの構成デッサンを描きました。
マスク自体のねじれと、ビーナスの動きを正確に短時間で表現するのは割と難しかったとは思います。
K,kさん
小さめの構図ですが、奥行きのスケールを感じさせます。
現役K,Kさん
透明感のある空間が良いですね。
T,Yくん
カッチリとした描写が画面に緊張感を与えます。
今日のプルプルチェリークラスはアバタの模刻でした。
小さいですけど、難易度は高い像だと思います。
ですが全体的に食らいついて制作していたと思います。
模刻は集中力がとても大事ですから、最後まで粘って似せようとしてください。
良いレベルに持ってきた2点を紹介します。
Y.Uくん:観念的な仕事だけではなく、自然なニュアンスまで拾えてきました。
S.Iくん:遠目からの印象がよかったです。質感までこだわれるとさらに良くなるでしょう。
今日の夜間部は、友人像に続き友人塑造です。
モチーフが友達ということもあってか、自分のイメージを上手く表現に繋げられている作品がいくつかありました。
バリエーションも多く、盛り上がってきましたね!
T.Tくん(現役生/入直)
しっかりとした構造に、ローマ人のような強い表情が目立っていましたね。
Y.Fくん(現役生)
粘土の切り口や、表情、動き、色々な要素に気を使いながら作品を魅せてきました。積極的で良いですね!
T.Kくん(現役生)
芯棒や塑造板からの空間を意識し、小振りながらも不思議な存在感がありました。面白いです^^
残り一ヶ月を切り、現役生もぐんぐん力をつけてきました。
楽しみながら作ってこれる人もでてきたのではないでしょうか?
力みすぎず、今よりさらに良いものが造れるように頑張っていきましょう!
今日は骨を自由に彫刻しなさいという課題でした。
構成要素をだした物や、模刻みたいに制作した物がありました。
構成系は発想が面白い物がありましたが、完成度はもう1つ欲しかったです。
実直に作ってた人は丁寧に仕事ができていて好印象でした。
構造や質にはもっとこだわっていって欲しいです。
A.Sくん:骨の質感、構造など良いレベルで制作できています。凹みの形を止めていけるとより良くなります。
コンクール後の夜間部の授業では、友人像でした。
コンクールでの反省点を活かしながら描けたでしょうか。
一枚紹介します。
Y.Fくん
友人の印象をうまく捉えながら、密度をあげて質感まで描いてくることが出来ました。
コンテの発色がきれいですね。
この調子でがんがんいきましょう!
今日はデッサン・塑造・素描のコンクールでした。
ジョルジョデッサンにジョルジョ模刻、自画像素描という課題でのコンクール。
ジョルジョは顔の印象にシビアな像なので、強引に描いたり無理に進めると苦戦しやすいですね。
今回はそういった反省点が残った学生も多かったのでしっかり軌道修正しましょう。
自画像は各々の特徴を生かした構図や攻め方があり、面白いものが多数出ました。
攻めきれなかった学生は、この先の仕事をイメージして次回に生かしてください。
デッサン
1位のR.Mくん
2位のA.Sくん
模刻
1位のT.Hさん
2位のR.Mくん
自画像
1位
2位
3位
4位
今日は手と幾何形態の構成でした。
任意の幾何形態を自分で想像して構成し、手のポースも考えて、それらを組み立てて彫刻します。講評で良い作品が並びましたね。その中で2点紹介します。
夜間部 Y.Fくん(高校3年生):手のポースも自然で流れも美しい作品でした。素晴らしいですね。更に造り込みの密度を上げたり、ほかの構成をイメージしておくと良いですね。
夜間部 彫刻基礎コース S.Sさん(高校2年生):初めての塑造でしたが、一生懸命手を観察していましたね。とても良い作品になりましたね。これからが楽しみです。
ムサ美学科試験で、少しばかり人数が少なかった講評ですが、それぞれが課題を意識して前向きの取り組んでいました。
R.Iくん
中間色をしっかり繋げてカタチにしています。見上げの臨場感も良いですよ!
D.Kくん
夜間部から直前に参加しているK君。初の預かりですね^^
今日は以前の大石膏デッサンの課題に、授業時間外も自主的に取り組んでいたS.Yくんの作品を紹介します。
奴隷の全身像を、大胆にトリミングしたデッサンです。
通常の木炭紙大サイズですが、全身像の迫力を感じます。
自然光の下で描くのが良い刺激になったのではないでしょうか??
芸大試験まで一ヶ月をきりました。
まだ解決すべき課題を残している人はたくさんいると思いますが、焦りは禁物です。
程よい焦りと緊張感をもって、試験までの時間を大切に過ごしましょう!
私立大学入試速報
東京造形大学 美術学科 彫刻専攻領域 7名合格 (7名受験中)
合格者数は補欠を含みます。合格者数は現時点で確認できているものです。
今後、講習会生などの結果により変更になる可能性があります。
チェリークラスはグデア塑造、または友人像課題でした。
グデアの方はそれぞれ一長一短ありますが、それぞれ良い仕事ができたのではないかと思います。構造的な力がつく切っ掛けになったのではないでしょうか。
友人像は9時間と18時間とかけた人がいました。
こちらもそれぞれ自分の課題、意識ともに一段とレベルアップしているように感じました。
この調子で行きましょう!
中でも目立った2つを紹介します。
S.Tくん(9時間):どばたの塑造ではあまり見られない感じです。粘土の質までもこだわった、目を留めさせる作品です。
K.Wくん(18時間):モチーフが良かったと言っていた作者。包み込むような優しい雰囲気とスケール、造り込む様が良いですね。一線を越えた出来です。
今日のバナナクラスは昨日の午後からのクラフト紙で縛ったモチーフの講評でした。
9時間ということもあり、普段描写に入っていけない人も紙の折れ目をきっかけに突っ込んで描いてこれて密度の高いデッサンが多くなってきました。
完成に近ずいてもモチーフの大きな構成と光のあたり方を意識できるとさらに良くなると思います。
2点紹介します。
R.Tくん
頭部のバランスはまだ気になりますが、炭の発色や質感の明快さは目を引くものがあります。
M.Iくん
見上げのスケール感や逆光の印象をとらえながら自然な描写ができています。
今日のプルプルチェリークラスは午前まで石膏各種クラフト紙縛りという組モチーフでした。
よく観察し、集中力を持って取り組んでいましたね。よい緊張感がありました。
A.Sさんのデッサンです。
クラフト紙のシワからできる形や空間に対して一歩踏み込んで仕事ができました。
Y.Sさんのデッサンです。
白の冴えを活かしながらクラフト紙の質や縛られた表情までよく描きこんでこれました。
T.Sくんのデッサンです。
微妙なハーフトーンをコントロールして空間にも反応しながら、自然に密度を上げてこれました。
S.Tくんのデッサンです。
調子が形にしっかり張り付いてきました。スッキリと明快に描けました。
K.Wくんのデッサンです。
台座にやや甘さは感じますが、クラフト紙、石膏への仕事は充実感があります。調子も澄んできましたね。
どんどん良いきっかけを掴んでいきましょう!!
今日はバナナクラスのグデア模刻の優秀作品を2点紹介します。
通信生I.Mくんの作品
頭部のボリュームはまだまだ合わせて行きたいところですが、顔の印象などグデアらしさがでてきましたね。
T.Yくんの作品
顔の印象が若干はずれてきましたが、全体の造り込みや形の合わせ方は良い仕事が出来ています。頭部のつくりこみは、やるならば徹底的にいきましょう!
寒さも厳しいですが、自然光の中で制作する学生がいます。
大型石膏をデッサンする学生、その学生を友人像塑造する学生、模刻する学生など、それぞれです。
みんな元気ですね^^よく動くので薄着で制作しています。
(私は指導なので厚着ですが(^^;))
制作の内容も良かったですよ!
明日もがんばりましょう!
今日は大雪や私大の試験等ありましたが、ドバタに来た学生達は元気に友人像を制作しました。
アトリエでは集中力の高まりを感じました。自分の課題を一つ一つ克服していっている学生が多かったです。
A.Sくんの作品です。
大きな量のやり取りで首まわりの動きや印象をつかみ、造り込みで質の違いや説得力を出してきました。高いレベルの作品になったと思います。
Y.Sさんの作品です。
仕事の積み重ねが形の強さになり、頭部の引き締まりが魅力的な作品になりました。体の形にもメリハリが出ると、より良いですね。
H.Tさん(夜間部生)の作品です。
大きな量の繋がりに焦点をあて、落ち着いた佇まいの中に観察の柔らかさを感じさせる作品です。首まわり、髪の毛の表現にもう一つ工夫があると良いですね。
M.Sさん(夜間部生)の作品です。
デッサン同様、丁寧に観察を積み重ねて、あたたかみのある張りを造ってこれました。以前よりも表情が自然にあつかえ、地力がストレートに作品に出せるようになったと思います。
ますます集中力を高めて、よりよい作品を造っていきましょう。
今日はヴェルベデーレ、マルストルソ、うずくまるビーナスの組モチーフと円盤投げ、奴隷の全身像などの大型モチーフのデッサンでした。
小さくまとまらずモチーフのスケール感や大きな空間の印象を表現したいですね。
組モチーフと円盤投げ全身像から一点づつしょうかいします。
U.Tさん
モチーフに迫る臨場感が感じられるデッサンです。
T.Yくん
全身像の見上げのスケール感、空間が良く出ています。
今日のバナナクラス、午前は9時間課題の友人塑造でした。
2点紹介します。
R.Iくんの作品
頭部の形態は少し大きくなりましたが、全体の造り込みや印象など精度が上がってきましたね!空間作りも自然にきまってきました。
Y.Oくんの作品
現役生Y.Oくんの作品は力を感じる作品でした。柔らかい粘土付けの中に構造の強さがみられますね。
午後からは大型石膏デッサンがスタートしています。
良い作品がでることを期待しています!
私立大学の受験も始まり、アトリエの雰囲気も変わってきました。
国公立主体の学生たちは、今日は大型石膏像です。
ベルベーデーレやうずくまるヴィーナス、マルストルソや円盤投げ全身などを単体で描く人、組モチーフで描く人など様々です。
単体ではモチーフの大きな流れやつながりを意識して見れているか、組チーフではそれぞれの関係や空間を意識出来ているか、がポイントになります。
全体に集中力を感じる作品が多く、画面から迫力が伝わってきました。
その中で2点紹介します。
S.Tくん
舐めるように形を触った感覚で描写していますね。
色調の冴えもあり目立つ作品でした。厚みや張りがもう少し出るとさらに迫力が出ると思います。
K.Wくん
空間の中に置かれた像たちの関係を、微妙な調子のバランスを見ながら合わせてきました。
スッと画面に入って行きやすいデッサンが描けましたね。
奥のマルスのプロポーションが合っていないのが惜しいです。。。
今日はチェリークラスは鳩の塑造、バナナクラスはヘルメスデッサンでした。
今日も両クラス1点ずつ紹介します。
K.Wくん
鳩らしいバランスで、細部の造り込みもポイントを絞って的確に出来ています。自分の持ち味を上手く出してます。
M.Tくん
今急成長中の作者です。実直な姿勢が結果に出てきましたね。
今日は両クラスで一点づつ作品を紹介します。
まずはチェリークラス、課題はヘルメスのデッサンでした。
R.Mくんの作品
癖が抜けて来て対象に迫ってきました。2列目から見た臨場感がありますね。
まだ空間の抜けが悪い部分があるので全体感を注意して進めてください。
続いてバナナクラス、課題は鳩の塑造でした。
R.Iくんの作品
今回モチーフになった鳩の華奢な印象を自然に表現できています。細部の造り込みもよくなってきていますので、緩急も増やしていけると良いですね。