●今日の優秀作品
今日は両クラスで一点づつ作品を紹介します。
まずはチェリークラス、課題はヘルメスのデッサンでした。
R.Mくんの作品
癖が抜けて来て対象に迫ってきました。2列目から見た臨場感がありますね。
まだ空間の抜けが悪い部分があるので全体感を注意して進めてください。
続いてバナナクラス、課題は鳩の塑造でした。
R.Iくんの作品
今回モチーフになった鳩の華奢な印象を自然に表現できています。細部の造り込みもよくなってきていますので、緩急も増やしていけると良いですね。
今日は両クラスで一点づつ作品を紹介します。
まずはチェリークラス、課題はヘルメスのデッサンでした。
R.Mくんの作品
癖が抜けて来て対象に迫ってきました。2列目から見た臨場感がありますね。
まだ空間の抜けが悪い部分があるので全体感を注意して進めてください。
続いてバナナクラス、課題は鳩の塑造でした。
R.Iくんの作品
今回モチーフになった鳩の華奢な印象を自然に表現できています。細部の造り込みもよくなってきていますので、緩急も増やしていけると良いですね。
センター試験も終わり、私立試験までの間にコンクールです。
いよいよ本気モードになってきました。
今回はデッサン9h、塑造9h、素描3h×2点で行いました。
集中力を感じる作品が多く、緊張感が伝わってきました。
奴隷デッサン
1位 S.Sくん
このところドンドン力を付けてきました。
コリコリと表情を追いつつも明快に仕上げてきました。この調子で行きましょう!
2位 M.Kさん
調子は鈍いですが構造や動きを非常に良く捉えたデッサンです。
光の流れを見ると良いですね。
空間素描
1位 T.Yくん
柔らかく空間の中で揺らぐ布を含んだ空気をつかんだ秀作です。
透明感があって良いですね。
2位 S.Eくん
風になびく布の流れや動きを光とともに空間にしました。
牛骨素描
1位 S.Iくん
構造をガッチリ捉えた素描ですね。ちょっと厚みが違いますが、焦点を絞った制作は気持ちよいです。
2位 S.Eくん
ピリッと締まった描写は緊張感があります。
3位 A.Sさん
空気感をつかんだ雰囲気のある素描。こういう捉え方もいいですね。
ブルータス模刻
1位 Y.Uくん
安定した内容です。ちょっと顔面と頭部にズレがあるので合わせたいところです。
2位 R.Iくん
まんべんなくガッチリ作っています。印象が少し違うので大きな流れをつかみましょう。
3位 K.Mさん
動きや構造がしっかりしていて安心して見ていられます。口元の形の締まりをもう少し合わせるとさらに良いでしょう。
明日からは私立大学の対策も始まります。
自分の志望校に合わせたカリキュラムになります。
計画的に取り組んでください。
今日のプルプルチェリークラスは自刻像と球をモチーフに自由に彫刻しなさい という課題でした。
いろいろなバリエーションの作品が出てきて、見ていて面白かったです。しっかりと頭部をつかまえる仕事と作品として踏み込んでいくことを両立したいですね。
自刻像ですが、頭部だけでなくに手を加えて、球体を押しつぶした状態で作品にしてきました。構成の中での球体の必然性、頭部のしっかりとした造りなど実力を感じさせる作品です。
形一つ一つに作者の執念を感じます。球体の扱いは不思議な雰囲気になっていますが、主張の強い作品になりました。
明日からコンクール自分なりの答えを一つ出しにいって下さい!
ラボルト(パルテノンのヴィーナス)は過去に芸大で出題された模刻の中では最大のサイズですね。
当時は8時間での制作でした。
今回は久しぶりにジックリ12時間掛けての制作なので、大きさに負けずそれなりに密度も上がってきました。
K.Wくんの作品ですが、これまでバラツキ気味だった表情がまとまって来ました。
大きい中でしっかり押さえ込めてこれたのは収穫です。
今日のプルプルチェリークラスは手の塑造でした。
プロポーションや組み立てをしっかり押さえた上で、作品として表現していきたいですね。
Y.Sさんの作品。
2体の手のラインを綺麗に引き出せました。課題だった作品の密度も上げて、軽やかでリズミカルな作品になりました。
M.Sさん(現役夜間部生)の作品。
心棒をつまむという特殊な構成ですが、しっかりと心棒を組み時間と共に造り込んできました。粘土をしっかりと押さえて良い張りがつくれましたね。
S.Tくんの作品。
腕のねじれを取り入れた複雑なポーズで構成し、接点にも緊張感をもたせて制作出来ました。指一本一本の関節もしっかり押さえられるとより良いですね。
入直も始まり、引き締まった空間での制作が続いていますね。
それぞれの問題点も解消して来て、新たな目標が見えて来た人が多いように思います。
この調子で頑張りましょう。
ブルータスは、遠目から像全体の印象をつかみつつ、力強さも伴った秀作です。
S.Iくんもどんどん進化していますね。
奥のコスチュームが押さえきれていないのが惜しいところです。
こちらは「手」の塑造です。
全体的にクオリティが上がってきています。特に構成面でははずれが無かったのがクラスに緊張感を与えています。
SY君の塑造です。
光と影をしっかりとコントロールできていて造り込みもかなり出来ています。腕がださいかも。
今日で長かった冬季講習会が終わりました!
後期は芸大模擬試験を行いました。実際に1次試験、2次試験と行い、合格者を決めました。
今回残念ながら不合格となった人は、合格と判定された人の実技を見て自分との差は何なのか?
そこを良く考えて今後の勉強に役立ててください。
良い緊張感のなか、優れたデッサン、塑造が出たのでご紹介します。
セントジョセフ木炭デッサン
モデル首像
今日は冬季講習会中期の最終日!
H.Tさん:メキメキ!実力がアップしてきました。初のWebアップに本人も嬉しそうでした。モデルさんをしっかり観察し性格的な所まで表現しようという気持ちが良かったと思います。この経験を次の後期へ繋げて行きましょう!楽しみですね。
みなさん、後期も頑張って下さいね。中期コース、お疲れさまでした。
そして良いお年を〜!(^^)/
今日は2012年ドバタ最終日でした。今年も色々なことがありましたね。
実技は焦らず継続しながら一つ一つ力を積み上げていくことが大切です。年の区切りに、何が出来る様になったか、これから何が出来る様になりたいか、自分を見つめ直すのも大切かなと思います。
芸大コースBクラスはブルータスデッサンでした。
今年最終日というのもあってか、アトリエの熱気が今季一番だった気がします。
それぞれが良い仕事をして、今年を締めくくることが出来たと思います。
3点ご紹介します。
A.Tさん
形の正確さが際立つデッサンです。光の印象なども意識できて良いです。
Y.Wくん
講習会に入り調子を徐々に上げてきた作者ですが、最後に冴えのあるデッサンがでました。
S.Eくん
スケール感としっかりした形態感が魅力です。顔の印象がもう少し合えばさらに良かったです。
芸大Aコースはモデル首像でした。
2点紹介します。
K.Sくん
額の形の強さをメインで見せ、表情もうまく噛み合わせてきました。作品としての完成度が高まってきましたね。
R.Yさん(高校2年生 講習会生)
大きな頭部の形と顔面の骨格を丁寧に観察でき、素直に表現できました。見るポイント、柔らかいやりとりが魅力的でした。
昨日と今日、学生に混じり講師も一緒にデッサンしました。
教室の雰囲気も緊迫感のある試験直前のような状態になり、集中力もUPしましたね。
皆さんお疲れさまでした。
見方や捉え方など参考にしてください。
良いお年を!
今回はモデル首像の課題でした。
Bコースは今年最後の塑造でしたが、皆さんそれぞれ良い仕事ができていたと思います。
モデルさんの特徴を良く観察し、姿勢や内面まで作品として表現出来ると良いですね。
2点優秀作品を紹介します。
K.Mさんの作品
骨格や筋肉、張りなどの表現がとても良いです。佇まいのすっとした様子が魅力的です。
R.Mくんの作品
虚ろさがテーマでしょうか、一歩間違えれば破綻してしまいそうな骨格と哀愁漂う表情との兼ね合いがとても良いと思います。
冬期講習も残りあと僅かですが、最後までしまってやって下さい。