プルチェリ組石膏講評

広い台の上にいくつか石膏像を配置したモチーフです。

空間を上手く扱って、自分の視点を表現出来ると良いですね。

今日のあずかりは2点です。

S.Sくんのデッサン
これまで中途半端に終わることの多かったS.Sくんですが、ここに来て仕事を詰めてきました。まだまだ形の狂いや、空間の広がりに弱さはありますが、この調子で良さを引き出して行って欲しいと思います。
IMG_1579ss.jpg

K.Wくんのデッサン
脇役の牛骨やヘルメス、壁面の仕事まで神経が行き届いた秀作です。
逆光で表情が見えにくい微笑みの天使の顔もよく探れたと思います。
2012_12_01IMG_1582.jpg

来週はいよいよ学期末コンクールです。
素描2点とデッサン、塑造、学科の総合コンクールになります。
これまで積み上げて来た経験や技術が形になりだしている人が多いので、臆せずに等身大の自分から少し背伸びしてトライしてほしいと思います。

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このページは、彫刻科教員が2012年12月 1日 17:51に書いた記事です。

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