塑造構成 彫刻論

今日は午前中までが、手とビニール袋の塑造構成、午後が彫刻論でした。

構成課題を連続してやりましたが、これで一区切りになります。くりかえし取り組むことで、なにか掴めてきたと思います。

きょうは2点紹介します。

T.Sくんの作品です。
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今回,自然に密度があげてこれたT.Sくん。色々な角度から、きちんと観察していく実直さが見やすさとあいまって良い完成度になりました。下の手が持ち上げる微妙な表情など見ごたえがでてきました。

S.Tくんの作品です。
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夏から実技を始めたS.Tくん。今回、芯棒を含めた空間に緊張感が宿ってきて、丁寧な造り込みも含めて作品としての魅力が目立ちました。ビニールの張った質感、手の骨の強さなど、張りの言葉が増えてくると良いですね。

午後は10月20日に引き続き、3名の講師による彫刻論がありました。
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20日の模様。自作について語る白井先生。

こちらは今日の模様。
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足立先生は実際に作品を持ってきてくださいました。学生の眼差しも真剣でした。

実作品、実体験からくるリアルな話が聞けましたね。将来の自分のビジョンを持つことで、日々の実技に対する意識も変わるのではないでしょうか。

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このページは、彫刻科教員が2012年10月23日 16:19に書いた記事です。

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