フレッシュバナナクラスでも、人物首像の課題を行いました。
全体としては、2日間という短い制作時間でマスクの印象を捉える力はついてきましたが、表面描写に走り過ぎているきらいも少しあります。逆に描写不足だけれども、実直に粘土を中心に向かってつけてきている作品には、物足りなさを感じつつも今後の展開に期待が持てます。
作業がどんどん早くなってきていますが、モデル頭部の形態感や首付きなど、最大限のベースとなる量に、もっとじっくり向き合うべきではないかと思いますが。
UTさんの首像。
肉質の柔らかい感じはとても良くなっています。
首の形態にもっと興味を持って欲しいところです。
TYくん。
マスク部のインパクトはかなり強いものがあります。
当然彫刻ですから対角の関係に厳しくなりましょう。
KMさん。
構造面での正確さはあります。
頭部に向かってもっとカタチが閉じていくと力強い作品になっていきます。