みなさま、夏季講習会、本当に、お疲れさまでした。
すいどーばた美術学院の2学期スタートは、 9/6(木)です。元気に会いましょう!!!!!
9/6スタート、初日の課題は、、
*昼間部は合同で1日課題「友人素描」から、スタート!
*夜間部は石膏デッサン「フォーンのトルソ」から、スタートです。(^^)/
*通信教育の学生はどしどし、力作を送って来てくださいね。お待ちしております。
良い夏休みを!!!!!!
2012年8月アーカイブ
皆さん、熱く、長い、夏季講習会、本当に頑張りました、お疲れさまでした!
デッサンコンクール(ガッタメラータ:11時間/木炭素描)
1位 S.Yくん:夏の成果が出ましたね!印象の良さが目立ちました。構造面での安定感と黒い炭の調子の幅がもっと出ると尚良いですね。
2位 R.Iくん:ガッタメの正面での空間の良さ、調子のバランスなど、安心感があるデッサンです。観察が自然になってきて良かったですね。首の傾きなどには、注意していきましょう!
3位 T.Yくん: こちらもこの夏でかなり伸びました!柔らかい炭が使えて空間が表現出来ました。もう少し像の印象が合えばさらに良いですね。
塑造コンクール:時間をテーマに手を彫刻しなさい。(11時間/彫刻)
1位 K.Mさん:手の動きや印象を柔らかく掴みつつ、時間に対する流れを意識しながら作られています。
2位 R.Mくん:作品から、骨格の理解がみてとれます。時間というテーマを、手の動きをうまく使って表現できていますね。
3位 T.Hさん:造り込みと構成に説得力がありました。もう少し手の骨格がしっかりしてると尚良かったです。
4位 R.Iくん:手の作り込みもしっかりできているし、時間をテーマにした手という課題で、自分なりに考え、工夫した作品になりました。全体感も良かったし、細部の造り込みも良かったですね。
素描コンクール:時間をテーマに手を素描しなさい。(採点中課題:3時間/鉛筆orコンテ素描)
1位 A.Tさん:独特な雰囲気のあるデッサンです。手前から奥へと抜けてゆく空間が時間というテーマを自然と表現してくれていますね。
2位 H.Yさん:画面の中で上手く手の動きと流れを組み合わせて描くことができました。
3位 T.Hさん:構成も工夫されていて、メリハリのきいた鉛筆の調子も良かったです。
4位 E.Iさん:手の独特の生々しさが自然と時間を感じさせます。
今日のBクラスはジョルジョのデッサンでした。
数点紹介します。
I.Mくん(現役/通信生):現役生ですが形がしっかりしてきて良かったですね。首の傾きが少し弱く見えるのが本当に惜しかったですが、成長を感じる一枚になりました。コンクールも期待しています。
R.Mくんのデッサン:全体に仕事がバランスよく入ったデッサンです。身体の厚みがやや薄い印象になってしまったので、大きな面を捉える仕事をしっかりベースに入れてあげてくださいね。
S.Eくんのデッサン:繊細ながらも迫力のあるデッサンです。奥側の描写がやや単調ですので、手前側の描写とのバランスを考えてしっかり描き込んでいってください。
明日から塑造、デッサンコンクールが始まります。
夏季講習会最後を締めくくるコンクール、自分の力を出し切って頑張ろう!!!
今日から後期が始まりました。
後期は9時から17:30までの7.5時間の制作時間。
最初は一日課題ですね。
デッサン、塑造ともにジョルジョでした。
時間が短くなった分、それぞれの狙いを定めて密度をあげていかないと、
中途半端なものになってしまうので、頑張りましょう。
T先生のデモンストレーションのデッサンです。
常に画面全体を視野に入れながら細部まで手が入ったデッサンです。光、印象、動きとトータルでモチーフをしっかり掴んでいるのがよくわかりますね!
参考にしてください!
明日からはいよいよ後期が始まります。
彫刻総合コースは2クラスに分かれて、デッサンと塑造を行います。
中期までのクラスは一度解散して、デッサンコースの学生と混ざった新しいクラスを組み直しました。
明日は自分がどっちのクラスかちゃんと確認して、デッサンか塑造の制作をしてください。
デッサンは場所取りもありますので、8時半頃には来て準備するといいでしょう。
ラスト一週間がんばって行きましょう!
夜間塑造コースも今日で最終日。
恒例の外国人首像で良い作品がいくつか出ました。
個性的な骨格や表情の方々の雰囲気を皆さん楽しんで拾い出せていたと思います。
R.Iくんの作品。
大きめながら、モデルさんの持つ微妙な動きや特徴を捉え、しっかりと密度をあげていくことができました。力を感じますね。
M.Iくんの作品。
首像を造っていく中で自ら対象に迫り、人らしい生き生きとした表現ができました。
一皮むけた感じですね。
S.Yくんの作品。
何度もやり取りをして、モデルさんの”らしさ”に迫れました。さらに造り込めると良いですね。
M.Kさんの作品。
かっちりとした構造で、安心して見ることができます。さらに自然な観察ができると良いでしょう。
長い間、夜間までお疲れさまでした〜。
後期も頑張りましょ〜!
長きにわたった首像探究ゼミ、ついに終了です。
最後に制作した首像は、皆頭蓋骨の形態を意識して頭部を作れました。
顔のパーツなどの繋がりの良さを出す事や、作品としての魅力を引き出して上げる
ことが今後の課題ですね!
2点作品を紹介します。
A.Tさんの作品です。
前回の首像と比較すると、骨格的な要素がかなりしっかりと押さえられるように
なってきました。
パーツの印象は自分が思っている印象と異なったりすることがよくありますので
途中で客観的に作品を見てあげる時間をつくってくださいね。
こちらはY.Sくんの作品です。
つい表面的な形を追ってしまいがちなY.Sくんですが、今回はぐっとこらえて
構造的な仕事をベースにつくることができました。
ベースがしっかりしている分、表面的な仕事も活きてきています。
質感のメリハリや、個性が出てくると作品性も高くなってくれるかと思います。
今回のゼミで学んだ知識を、今後の制作にもふんだんに活かしていって下さいね!!
今日で中期が終わりました。
熱い暑い夏ですね。アトリエの雰囲気も疲れを感じさせない盛り上がりです。
中期で終わる皆さん、お疲れさまでした。
地元や高校に戻って、今後の制作に講習会で得たものを生かしてください。
後期を受ける皆さんはもうひと頑張りです!
実技力は勿論ですが、彫刻の制作には気力と体力が必須です。
この厳しい夏を乗り切ると一つ自信につながると思います。
残りの一週間、気力と体力を振り絞り、やり切ってください!
後期の中盤から後半はコンクールになります。
この夏の締めくくりです。
焦らず慌てずじっくりと。今の力を出してください。
後期は夜間が無くなり、コースも芸大コースのみに絞られるので、アトリエには余裕が出ます。
中期よりはゆったりとデッサンも塑造も制作出来ます。
自分のペースで一つ一つ確認してください。
がんばれ!
本日芸大コースBは中期最後の課題の「マリエッタ、ビニール傘、ブロック」の組みモチーフの講評でした。
静物的要素があり普段の石膏像を描くような感覚では描けないモチーフです。
ビニール傘の透明感や、マリエッタの微妙な動き、それぞれの質感の違いなど丁寧に観察して繊細に描写していかないといけません。素直に観察することが大切です。
今回の優秀作品です。
I.M君(現役生/通信生)
高校生とは思えないしっかりした技術をもったデッサンです。傘の透明感とシャープな骨組みが緊張感を感じさせます。
Y.S君
作者の狙いが見えて目立ちます。欲を言えばビニール傘の透明感がもっとあれば良かったです。
今日はデッサンコース中期最終課題でした。割れ肌の表情や細部の質感の強いコレー頭像と円盤投げトルソの背面の組モチーフです。
最後の課題だけあって、気合い入ってましたね。
R.Kさん、現役通信生です。
石膏2体、がっちり掴まえないといけない位置で良い仕事が積み上げられました。実直な仕事の積み重ねと印象の良さが光ります。
H.Yさんのデッサンです。
コレーの頭部の面の組み立てがしっかりと表現されてきました。凹凸への反応を土台の形の強さに繋げられてきましたね。
T.Sくんのデッサンです。
臆することなくガンガン形に向かっていけましたね。やや構図に窮屈さも感じますが、盛りだくさんの内容を一枚の絵としてまとめ込む力量がついてきました。
講師Yも昨日、一日描きですが参戦してみました。
円盤の形に物足りなさと、逆光の黒にくどさが残りましたが、まあ健闘したのではと思います。久々に描いて楽しかったです。
講習会も残り一週間、ついてきた実力をしっかりとコンクールで発揮出来るよう、気力体力充実させて頑張りましょう。
牛骨、マスク各種から一つ、白い布を、自由に構成して彫刻しなさい。
みんな、かなり構成力はついてきましたね。見ていて面白い作品が並びました。やはり、構成が面白く良くなってくると、最後は質感や密度、造り込みが必要になってきます。観察力をあげて納得いくまで造りたいですね。
今日の優秀作品を4点紹介します。
S.Iくん:それぞれのクオリティーを上げてきたので、構成も説得力が出てきました。いい感じですね。(^ ^)
R.Iくん:すっきりした心地いい構成です。形のメリハリもあって強さもある彫刻になってきました。Good!!
Y.Fくん(現役夜間部/高校3年生):シンプルな構成ですが造り込みも増してきて、目立つ作品になりました。布の表現も頑張りました。
S.Aくん(高校2年生):こちらも遠くから見て目立つ構成でした!!
高校2年生とは思えない、大人っぽい、すっきりした構成で良かったです。
後は一つ一つの造り込みですね。
今日の芸大コースAクラスのデッサンはマリエッタ、ビニール傘、ブロックの組みモチーフでした。
ビニール傘の透明感を出すのが難しいモチーフですが、それぞれの位置関係、質感、調子を丁寧に描いていきたいです。
K.Mさん
モチーフがセットされている空間を、それぞれの質感を追いながらうまく表現できました。もっと石膏像の印象にせまれると良いですね。
K.Tくん
ハーフトーンを丁寧につなぎながら、モチーフの質感・空間を意識することができました。
首像探求ゼミの一体目が今日完成しました。
個々に課題は残りましたが、内側の形を考えながらつくることで
普段の制作より構造の強さが生まれてきていました。
数点紹介します。
M.Kさんの首像
若干かたい印象ですが、かなり精度があがってきましたね。
ある程度造り込みが出来てきたらもう一度内側の頭蓋骨の形を確認しましょう。
M.Sさん(高校3年生)の首像
モデルさんの印象をよく表現できています。
頭部の形のつよさや、全体の繋がりをもっと見ていけると更に良くなりますよ。
首像探求ゼミでは、明日クロッキーをはさみ2体目の首像を制作します。
一体目に出来た事と出来なかった事をしっかりと意識しながら造っていって下さい!
今日は夜間の塑造強化コースでは、手の彫刻でした。
自分で自由に構成や動きを考え、美しい空間彫刻にできたかな?
工夫して手の持っている生命感や躍動感を表現することが大切です。
最後に追い上げてきておしい作品が多かったですね。今日は1点優秀作品を紹介します。
S.Tくん:実直に観察して動きの面白い作品になりました。指先の動きが良かったですね。地山の工夫や関係性がさらに工夫出来ると良かったですね。でも本当に初心者だったとは思えない成長で、これからも楽しみですね。
男性モデルの躍動感、動きの繰り広げられる空間を掴まえて一枚の画面に仕上げる普段と違った仕事です。
クロッキーの積み重ねがあると、人体のプロポーションが安定してつかまえられます。通学中のちょっとした時間にも出来るので、日々の積み重ねを大切にしたいですね。
K.Kさん(現役夜間部生)の作品です。
クロッキーから良いラインを掴んでいました!そのままの気持ち良さで画面が進みました。
U.Sさん(現役通信生)の作品です。
スケール感満点の構図からグイグイ描き込んできました。床に落ちる影など丁寧な観察も光ります。
現役生の伸びを実感します。浪人生も壁を突き破ってがんばれ!!
円盤投げのデッサンで講評会でした。みんなそれぞれの良さが出てきましたが、大きな全体感の印象をもっと大切にして描いていきましょう!
今日の優秀作品を3点紹介します。
R.Iくん:正面の難しい位置ですが印象を大切にできた良いデッサンです。誰もが気をつけて欲しい重要なポイントですね。さらに上を目指して頑張ろう!!
H.Wさん(高校3年生):頭部や腰などはまだまだですが、胸部の形を掴む意識、表現力は素晴らしいものがあります。講評会でも大絶賛!!皆に良い刺激を与えるデッサンでした。この調子でバランスも大切にね。
R.Yさん(高校2年生):円盤の印象が見れてきましたね。全光の位置で、少ない炭の量でも抵抗感や質感を出せて来ているのは素晴らしかったですね。
Bクラスのみなさん、明日の塑造も元気にがんばろうね〜!!
芸大コースのAクラスは、アヒルの塑造でした。
アヒルらしいプロポーションとボリュームをとらえながら、生命感を大事に造っていきたいモチーフですね。良い作品が増えてきました。
一点紹介します。
M.Kさん
アヒルの自然な動きと形の組み立てがしっかりとした塑造です。
K,Mさん
アヒルの構造をしっかり理解して、うまく動きをつなげてこれました。力を感じますね。
Aクラスも負けずに、デッサンがんばろうー!!
夜間は孔雀鳩の塑造でした。
みんなたくさんやりとりをして、鳩らしい量感が感じられてきました。
さらに観察をして、根気よく末端まで作り込んでいけると良いですね。
一点紹介します。
S,Yくん
造っていくうちにどんどん鳩らしい印象が引き出せてきましたね。
最後まで客観性を持ってつくる姿勢がGOOD!
芸大コースのAクラス課題は、円盤投げのデッサンでした。
大きなトルソを木炭紙の中でどのように表現するか。
動きやバランス、たくさんの要素の詰まった石膏ですね。
一点紹介したいと思います。
M.Kさん
大きな立体を意識してこれたのでスケール感があります。より印象に迫って、立体を掴むように炭を置けるといいですね。
つづいてBクラスはアヒルの塑造でした。
初日に粘土クロッキーをやった成果が出ましたね。
生き生きした作品が多かったです^^
優秀作品3点です。
R.I君
造り込みのリズムが良くなりました。色味を感じる作品です。
M.Sさん
アヒルらしいフォルム、動きを造る事が出来ました。力を感じます。
M.Kさん
アヒルのかわいらしさと今にも動き出しそうな生き生きした形を造る事が出来ました。
とても良い作品です。
明日はゆっくり休んで、来週からまた頑張りましょう!
今日のデッサンコースはレリーフと微笑みの天使orキリストの組み石膏モチーフ
でした。今日は優秀作品を3点紹介します。
S.Yくんのデッサン
芸大コースからの参戦です。描きたいモチーフであっただけあって印象や空間
がしっかりととらえられましたね!すっきりとしたデッサンです。
H.Yさんのデッサン
独特な描写が、今回はモチーフにしっかりはまってきていますね。レリーフ
の面の印象や、手前の台の面の方向性などもしっかりと決めていきたいです。
K.Kさん(現役高校生 夜間部生)のデッサン
仕事を進めるペースを掴んできたように思います。まだ仕事が追いつかない部分
もありますが、この調子で進めていきましょう!顔付近の描写がgoodですね。
来週からは男性モデルのムービングです。
プロポーション合わせだけでなく、オリジナリティーを出してゆくことにもチャ
レンジしてね(・ω・)b
こちらは芸大Aクラス
ガッタメラータの模刻です。
粘土の量が多く大変ですが、みんな健闘していました。
盛り上がってきましたよ!
二点紹介します。
R.Mくん
良いところまで印象が合わせてこれました。
目立っていましたね。
C.Tくん(現役生/通信)
たくさんやり取りをして、大きく印象が合わせてこれました。
向かっていく姿勢が良いですね!
中期初めてのデッサン課題、前期から継続している学生も、中期からの学生もみんなかなり盛り上がっていましたね。より、これからも基本の構図や印象、動きと細部の関係をしっかり確認して、丁寧にやりきっていきましょう!
今日の優秀作品を紹介します!(^ ^ )/〜
R.Iくん(昼間部):しっかりした確認と観察、その繰り返しで精度が上がってきました。木炭の調子や空間表現など参考になりますね。
Y.Fくん(高校3年生/夜間部):彫刻的な量を捉える感覚があり魅力的なデッサンですね。力がついてきました。
夏季講習会も中期に入り、皆さん実技に良い変化が出てきました。
今日はちょっと多めに五点紹介します。
T.Sくん。
時間の経過とともに、細部にもリアリティーが出てきました。動きもしっかり掴んでいて気持ちが良いです。
K.Sくん。
最近形がしっかり描き込んでこれるようになってきました。光が綺麗で完成度、緊張感が出てきました。
U.Sさん。
現役高校生通信生です。肩の引きからくる胸の形の変化が追えるとより良かったですが、頭部の量感と印象、やりとりの柔らかさは非常に魅力があります。
T.Hくん。現役高校生夜間部です。
まだ身体の立体感に課題はありますが、顔面への集中力、印象はピカイチでした。
こちらはS.Tくん、夏季講習会短期から木炭デッサンを始めました。
メキメキと力をつけています。画面への入り方、調子の幅など基本的なことがしっかりと身に付いてきました。
夏季講習後半戦が始まりました!
芸大コースBクラスでは前期からの学生に加えて新たに高校3年生や2年生まで増えました。
課題はガッタメラータ頭部の模刻です。まだ塑造に慣れてない学生には少し刻な課題ですが皆さん頑張って制作出来ました。
前期からの学生はだんだん成果が出始めてきましたね^^
今日の優秀作品は2点です。
S・I君
凹んでいる形と張ってきている形など作り分けが出来ていて目立ちますね。
Y・Sさん
全体感がとても良く、作り込みも出来てきてとても良いリズムです。
こちらは芸大Aクラス。
ブルータスのデッサンです。勢い良くスタートしました。
二点紹介したいと思います。
S.Eくん
炭のメリハリをいかしながら、ブルータスの形を捉えられています。
Y.Wくん
逆光の調子を丁寧に追えていて、空間、光の印象が綺麗に出せました。
さらに上を目指していきましょう!
夜間塑造も今日が前期最終日です。
皆さんよく頑張っていました。
おしい作品が多く、もう一歩ですね。
いくつかご紹介します。
ガッチリと構造を意識した芯のある作品ですね。
こちらは高校生の作品ですが、柔らかいタッチで自然な佇まいを表現していますね。
積極的にポーズを取り入れ、大きな空間を造り出しています。
中期もこの勢いで集中して、良い作品を造ってください。
暑い日が続きますので、熱中症対策に水分と塩分補給を確実に。
食事もしっかり摂りましょう。
★夜間石膏デッサン描き出し&クロッキーゼミも本日終了しました。★
参加した学生の皆さん、自分の感覚を信じて楽しみながら、いろいろな見方や形の探り方を発見出来たのではないでしょうか。
最終日の今日、見ていて感じたのは、みんなとてものびのびした手の動きになっていて、描き出しが飛躍的に良くなったと思います。
このゼミをキッカケに、さらに研究して良いデッサンを描くことを期待しています。お疲れさまでしたーー。(^^)/
今日で夏季講習会の前期が終了しました。芸大コースBクラスでは、「ラオコーンと包帯」構成課題、素描でした。難しいと思いましたが、みんなかなり検討していましたね。取り組みの集中力から、描き込みを見ていても、緊張感があって良かったです。中期、後期へと期待が持てる前期になったと思います。この頑張りで、これから、かなり伸びると思います。暑い日が続きますが、体調管理には気をつけて、これからも楽しく、頑張りましょう!(^ ^)/
今日の優秀作品を紹介します。
Y.Sくん
自分の狙いをもって取り組めました。少し小さめな構図でしたが、密度が高く独自の世界感を出せて良かったです。
Y.Sさん
空間をうまく絵に取り込めて、綺麗なデッサンになりました。包帯の透けた感じがとてもリアルです。
こちらは芸大Aクラスです。
果物、野菜とレンガの構成課題でした。
二点紹介します。
K.Mさん
ネギとレンガをうまく使い、上へと繋がる流れをうまく表現しています。
空間も綺麗ですね。
A.Tさん
芯棒からしっかり目的を持って作り上げることができ、積み上げられた緊張感が魅力的な作品になりました。
もう少し流れが作れるとさらに良かったですね。
今日で、夏季講習会の前期が終了です。講習会全体の半分です。折り返し地点ですね。
後半もがんばりましょう。
今回の講習では、中学生から多浪生まで、それぞれのキャリアの中で思い切って制作出来ていると思います。4月から始めた浪人生や高校生、通信生もここに来て作品の内容がグッと変わってきました。良い形で作品に現せてきている人も、まだ探っている人も、夏は兎に角、立ち止まらずドンドンやり取りして欲しいと思います。
この時期に苦しくても粘った人は、秋に結果が出ることが多いです。いろんなことが噛み合って力が抜けてきたら、グググッと良くなるものです。
私も25年前、高校3年生の夏は苦しかったですね。描けば描くほど形が鈍くなり、炭はバサつき、描くのが辛かった記憶があります。9月になってもその状況が続き、デッサンが描きたくないと思うほどでした。それでも受験ですから何とかしたくて、あーでもないこーでもないと試行錯誤を繰り返したものです。諦めが悪いんですね。幸い粘土は夏から確実に力がついてきたので救いにはなっていましたね。
さすがに、10月になると辛さも増してきたので、ちょっとヤケクソ気味に開き直って好きなように描くことにしたのですが、それが功を奏し、何かこれまで苦労していたことが全て絡み合うようにあれよあれよと形になった気がします。
まー何が言いたいかというと、夏は粘れ!とうことです。
結果がいつでるかはそれぞれです。早い人もいれば遅い人もいます。
焦らず、じっくり取り組んでください。
彫刻の制作はその人の取り組みが、そのまま作品に出ます。
頑張れ!彫刻科受験生!
西嶋雄志
ラオコーン2体を包帯で巻いた組みモチーフでした。
要素が多いため、ごちゃごちゃしてしまったデッサンが多かったですが
すっきりと見えてきた二枚を紹介します。
KMさん
光の印象をとらえながら、形を描写することで石膏像同士の関係がしっかり描けています。
TNくん(高校二年生)
形や印象など、間違った部分はたくさんありますが、綺麗な光を追いうまく空間を描くことができました。
塑造みんな頑張ってましたねー。かなり、いろいろ考えて面白い構成ができてきて良かったです。今日は奮発して5点紹介します。
K.Kさん:シンプルな組み立てで、密度でも見せるいい作品になりました。
R.Iくん:高さのある構成でスッキリした空間を見せることが出来ました。
K.Dさん:飛んでいるような印象を与える作品ですね。トウモロコシの出来がすばらしいです。
T.Yくん:リズムの良い構成です。どの角度から見ても面白い作品です。
Y.Sくん:なかなか見ない構成で面白いですね。それぞれの造り込みも上げて来れました。
この調子で明日も頑張りましょう!
今日のデッサンコースはミロのビーナス半身像でした。
みんな頑張って、立体表現の幅が広がってきたように思いました。プロポーションや軸の流れ、動きなどにもよりついていけると良いですね。
T.Kくん(現役夜間部生です)のデッサンです。
描き出しから安定感がありましたね。課題だった小さな凹凸への突っ込みも、臨場感を持って解消してきました。
Y.Fくん(現役夜間部生です)のデッサンです。
腰の周り込み、首の切り口などにはまだ課題がありますが、本人の持ち味の全体感と光の綺麗さに、形態への粘りが入ってきました。一段レベルアップですね。
明日から前期最終課題、頑張っていきましょう。
複数の異なる素材のそれぞれの特徴(形態・質感・イメージ)をまず観察します。
選んだ構成の狙いを見極め、見せ場に応じて全てを造るのではなく、目が止まる場所(テンション・力関係・接点・光のあたる面)から、三つのモチーフのサイズ感に気を配りながら手を入れていきましょう。
表現ですから、ただ対象を写し取るのではなく、それぞれのモチーフの特徴が全体の中で響き合っているか逐一確認しましょう。
更に、一つの彫刻作品として成立させる為には、作品の正面からだけではなく、何処から見ても良い構成であるように、上から下まで流れが関連している事が重要です。人体と同じですね。
T.Kくん、現役生です!質感の差が出てきました。
Y.Sくん、挑戦的な構成ですが、説得力がでました。
K.Sくん、大きな空間のバランスを掴んでいます。
S.Yくん、大きな物量を上部に持ってきてバランスをとりました。
前期はあと3日間です。
最後の課題は「自刻像」です。
首像の重要ポイントを思い出し、自分と向き合って向き合ってみて下さい。
今日で3日間の人物クロッキーゼミが終了しました。
アプローチの仕方や、素材の幅が広がったのではないでしょうか?
皆さん楽しめたようです。
初心者の学生も多かった今回のゼミでしたが、自然と手が大きく動くようになりました。
いろいろ堅く考えがちなデッサンだとは思いますが、こういった伸びのある線や、大胆な炭の配置などを沢山経験して瞬時に全体像を捉える力を付けてください。
N先生も参加
明日からは石膏クロッキーゼミですね。
参加希望者はエスキース帳、コンテ、木炭セット、鉛筆、色鉛筆、水彩など描画材色々自由に用意して17時から開始です。