奴隷の模刻・デッサン

今日のプルプルチェリークラスは、通常カリキュラム最後の塑造 奴隷の模刻でした。

離れて確認する、人体の頭部として捉える、色々な視点の高さから観察するなど、基本を大事にいかないと狂いが出てしまいやすい像です。特に頭の形がおでこにどう繋がるか、首と体はどのようにぶつかっているかは大事にしたいポイントです。

一点紹介します。T.Hさんの塑造です。

20120703_DSC_4567.jpg

前半から頭の量をしっかりつかみ、人体の頭部として捉えて仕事がすすめられました。やっぱり模刻は上下が大切ですね。全体感を保ちながら顔面の印象にもふみこんでいます。

一学期でつかんだ基本をしっかり夏につなげて行きましょう!

フレッシュバナナクラスは奴隷のデッサンでした。
一点預かり作品がでたので紹介します。
S・Yくんのデッサンです。

2012_7_03IMG_3161.jpg

強引さが抜けて、柔らかく形をみられるようになってきました。
光と影の関係などもさらに追求していきましょう!


像の動きを理解するには、実際に自分でポーズをとってみるのが一番。
だまされたと思ってやってみるべしっっ

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

この記事について

このページは、彫刻科教員が2012年7月 3日 16:49に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「夏季講習会のコース選択の目安」です。

次の記事は「裸婦デッサンを久々に描きました。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。