模刻ばかりしている最近の昼間部ですが、今日は久しぶりのデッサンです。
しかもコンクール。
ですが、久しぶりというのを感じさせない全体の熱気と内容で、良い印象でした。
塑造とデッサンは彫刻科に於いては、密接な絡みがあり、切っても切り離せない関係にあることがわかります。
モチーフはSt.ジョセフです。上位3点をご紹介します。
1位のS.Iくん。
4月のコンクールに続き連覇ですね。形の甘さはまだありますが、像の印象をつかみ動きやスケールを無理なく表現出来ています。首や肩など調子が形になりきれない部分を消化できるといいでしょう。
2位のR.Mくん。
正面の位置から、全体のバランスを丁寧にとらえ、空間をすっきり見せてきました。
スケール感が弱いのが悔やまれますが、安定した良さを感じます。
3位のS.Yくん。
ボリューム感があり、顔の印象も良く、ジョセフの特徴を上手く表現しました。
このパチンとした強さは良いですね。
明日からは、自由制作です。それぞれしっかり準備をして、制作してください。