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2012年05月19日

●友人像塑造

今日は先日の骨格レクチャーに続いての友人像でした。
中身を意識しながら制作出来た人も多く、出来上がりに変化が見られました。
頭部への意識は良くなった分、首の理解の弱さが目立つ作品が多かったのも次ぎへの課題が見えて良かったのではないでしょうか。
幾つか作品を紹介したいと思います。

S.Iくんの塑造です。体から頭部まで一つの軸を通し、柔らかく動きを付けながら形を詰めてきました。形を追い込みつつも張りに柔らかさを感じる良い作品ですね。
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S.Eくんの塑造です。表情の変化を丁寧にとらえ、色味の幅がある作品に仕上がりました。彫刻としての形はまだ弱いですが、こういった表現も一つの方向として良いと思います。
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T.Sくんの塑造です。観察と形態の結びつきが良く、理屈を越えたリアリティを感じます。目の表現や髪の毛の扱いなどは課題が残りますが、このような実感のある塑造を今後も心掛けていきましょう。
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T.Hさんの作品です。モデルに対して一歩踏み込んで生命感と形の強さを獲得できました。作品に対する積極性は大切です。頭部の量がもう少しつくとよりバランスが安定しましたね。
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K.Mさんの作品です。首から頭部までの軸のつながりをしっかりとらえ、全体と細部のバランスが良い作品になっています。目線をうまくつかってモデルの印象がよく出ていると思います。
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今日は来月に行う自由制作の説明もしました。
約一ヶ月の時間をかけて、計画、交渉、予算管理、コンセプトメイク、実制作、展示をしていきます。受験とは違った条件で自分を表現するので、とても良いキッカケになり勉強にもなります。この機会をうまく利用して充実した制作をして欲しいと思います。
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