アヒルの塑造とベルベデーレのデッサン

冷たい雨でしたが、アトリエは熱気を帯びていました。
本日はアヒルの塑造です。

時間を考えての無駄な仕事を省く意識、それが強すぎると粘土の付ける量がやや弱くなります。
または熱くパワフルに行き過ぎるとこれまた強引になりがちです。

双方のバランスが大切ですね。

Y.Uくんのアヒル
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アヒルの印象から外れる事なくピントの合った言い切りが出来たと思います。安定感アリ!!

M.Mさんのアヒル

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量感、スケール感を静かに感じます。丁寧な仕事いいと思います。それでもまだ消化不十分な形がありますので、気を付けたいところです。

明日はヘルメスです。おなじみのモチーフですが、強敵ですよー。しまっていこー!!


こちらの春巻きクラスはベルベデーレ、うずくまるビーナス、円盤全身など大型石膏像いろいろでした。ベルベデーレのデッサンを紹介します。

N.Nさんのデッサンです。

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調子の美しい流れの中に形態感を閉じ込めてきました。腹部に入った逆光の調子や空間はドキリとする美しさがあります。

こちらは現役生、H.Yさんのデッサンです。

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調子の曇りが晴れて形がクリアになってきました。上半身の描写は非常に良いリアリティーが宿ってきました。

R.Mくんのデッサンです。

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柔らかい光を感じる自然な調子の中で、像の持つ空間性や量の傾きなど正確に捉えてきています。手前にくる足への触っていく仕事や、像の上半身のねじれへの観察が良いですね。

この時期らしい盛り上り、リアル感のあるデッサンが出てきだしましたね。

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この記事について

このページは、彫刻科教員が2012年2月14日 15:10に書いた記事です。

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