ひみつクラスの素描と模刻

タイヤ、ガラス、牛骨の素描をしました。
なぜ?この時期に春のようなベーシックな課題なのでしょう?

描き込みへの意識、つくり込みへの執着、どんどん実技に凄みが出てきます!!

その時に大切なのが、見た物を自然に捉える目です。観察を通した仕事を大切にして下さいね!

M.Mさんの素描
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K.Sさんの素描
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K.Nさんの素描
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E.Iさんの素描
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Y.Uくんの素描
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メヂチの模刻

K.Mさんの模刻
模刻は感覚や勢いだけでは通用しない面もあります。
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ひとつひとつの仕事の積み重ねが形の確かさに繋がっていますね。リズム良く丁寧な意識、やはり大切ですね。

T.Mくんの模刻
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印象がいいですね!! 首や頭部を後回しにせず、早めにおさえられたのが良かったのだと思います。ぱっと見て「似ているなっ」と思える実技、いいですよ!!

そして自刻像をひとつ

講評では並べて見られることで、自分の仕事を客観的に見直せます。その後での手直しはあと一歩足りない、その一歩を掘り下げる仕事ができます。
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時間をかけると密度は上がりますが、表面を整えるだけの仕事では粘土が固くなってしまいます。この自刻像では目元や口元など形をしっかり追う事で、リアリティーが出てきました。踏み込んだ仕事が本人の強い意思を感じさせてくれます。

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この記事について

このページは、彫刻科教員が2012年2月 9日 12:46に書いた記事です。

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