ひみつクラスの自刻像

ひみつクラスです。

自刻像を一日で作りました。
これからの時期、日増しに集中力がグワッと上がります。そして描写の密度は自然と高くなります。

それは良い!良いのですが‥… 構造、組み立てをどうしても軽視してしまう傾向に注意が必要です。
近くで見ると、「うわー」と思わずうなってしまう作品もあります。しかし離れると構造がギクシャク。これでは集中したせっかくの仕事が報われません。盛り上がるこの時期だからこそ、ベースの仕事を大切にしていきましょう!!

そんな中で秀作がでました。
自刻像ですので、イニシャルはひかえてます。

2012_02_07DSC_2755-1.jpg

小物を上手く使い装飾的に華やかになりました。シンプルな組み立てに顔の歪みなど、取り入れて臨場感も感じる実技になりました。光と影のバランスを取りながら、作品性の高い仕事だと思います。

こちらは、自主的に家で取り組んできた自画像です。
2次試験には素描があります。
時間内でどこまでイメージに近づけるのか?
難しいアングルを深く追う部分も盛り込みながら軽やかに表現出来ています。
DSC_2759.jpg

こちらは手の素描です。
実は手をじっくり描く課題というのは、やっている様でやっていないんですね。
構図、空間の扱い方、描き込みなどバランスが良い仕事ですね。
K.Sさんの素描です。
DSC_2761.jpg

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この記事について

このページは、彫刻科教員が2012年2月 7日 17:46に書いた記事です。

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