モデル首像

こちら芸大Aコースは女性モデル首像でした。
それぞれ特徴のあるモデルさんが来てくれました。モデルさんの印象や佇まいを大切にしながら、ぐいぐいと迫っていきたいところです。
今日はもう一息という作品が多かったように思います。そんな中から4点紹介
上3点は同じモデルさんです。三者三様ですね。
N.Nさん
2011_12_26DSC_2029.jpg
粘土の表現に幅が増えましたね。前髪や目の繊細な表現や唇のぷりっと感を土台となる骨格の厚みや形と噛み合わせながら表現出来ました。欲を言うと首の付き方に柔らかさが出るとさらにgoodです。

M.Mさん
2011_12_26DSC_2031.jpg
全体感を気にしながらの粘土の表現にはN.Nさんとは違った面白みがあります。不思議な質感が出ています。この位置からは分かりませんが、横からの首と頭部の繋がりも綺麗でした。額の上面の形をもう少し押さえたいところがおしい!

K.Sさん
2011_12_26DSC_2030.jpg
体、首、頭部の付き方がしっかりしてますね。量と量の関係が見えています。目と口で見せる影のシャープさも効いてますね。全体に手が行き届いてる感じが見えるというのはとても良いと思います。目、鼻、口だけではない所で、さらにいろいろな形の質を探していきましょう!

A.Sさん
2011_12_26DSC_2032.jpg
現役生ながらこの安定感。良いです。ベースの仕事がしかっりしてるからでしょう、中の骨格が見えてくるように思えます。この安定感は今後も大切にして下さい。ここからそのモデルさんが持つ形にぐいぐい迫れると面白くなってくると思います。GO!!

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

この記事について

このページは、彫刻科教員が2011年12月26日 17:02に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「馬頭とフォーン、芸大総合Bクラス」です。

次の記事は「白い鳩の素描。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。