塑造強化コースのグデア

今日の塑造強化コースはあのメソポタミアの彫刻Gudeaです。グデアと言えば構造的な強さと緊張感ある形が美しい彫刻です。黒御影石で(紀元前2144年?)ごろの作品ですが、高いレベルの彫刻技術を感じますよね。細部も骨格と関係性がはっきりとあって人体理解と彫刻の美が一体化しているすばらしい作品と言えます。それを模刻出来るなんてうれしいですよね。今日の優秀作品を一点、紹介します。

A.Sくん:構造理解もしっかりしてきて、さらに印象も良く、細部にも挑戦し始めている作品で良かったですね。全体にもっと作り込んでいけると良かったですね。今後に期待です。
20111218saak.jpg
他の学生も全体的にも良い作品がでたので、今度は入試のような気持ちで、もっと完成度を上げていきましょう!!
明日からの「鶏」課題も、どんな塑造彫刻が出るのか楽しみにしています。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

この記事について

このページは、彫刻科教員が2011年12月18日 16:34に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「彫刻基礎もがんばってます!」です。

次の記事は「孔雀鳩塑造」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。