今日の課題はジョセフとアバタ模刻でした。

st.ジョセフのデッサン
大きな空間性と砂岩特有の質感のよいゴシックの形態感が特徴の像ですね。いろいろな攻め口があるモチーフだと思います。
N.Nさんのデッサン

2011_11_10_DSC_1252.jpg
見下ろしの視点から、石膏の白さをいかしながら面の組み立て、描写のポイントなどいろいろなツールを使いながら絵のピントが合ってきました。描いていく楽しさとバランスの安定感が気持ちのいいデッサンだと思います。

アバタ模刻
彫刻科といえば、アバタのビーナス。昨今カリキュラムでの登場回数は減りましたが、あなどれない彫刻です。あの小さい中に、彫刻の大切な要素がぎっしりと詰まっています。
Y.Uくんのアバタ

2011_11_10_DSC_1251.jpg
流れにともなった頭部の処理や、自分の手癖ではなくモチーフの形にあわせた粘土の扱いなど、よい仕事が見られました。ほほから下まぶたの形状がやや印象を損なっているのが気になります。今回出来なかったことは次回の課題ですね。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

この記事について

このページは、彫刻科教員が2011年11月10日 17:06に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「カリキュラム外で制作した自画像」です。

次の記事は「フォーンあずかり!」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。