奴隷のデッサン クジャク鳩の塑造

今日はこちらのクラスは奴隷のデッサンでした。一点、良いレベルのデッサンが出たので紹介します。

R.Mくんのデッサンです。モチーフに合わせていく仕事と、完成度を上げていく仕事、この二つは相反しやすく両立させるのはなかなかに難しいことだと思うのですが、このデッサンでは像の印象やプロポーション、動きと繊細な描写の完成度が高いレベルで噛み合っていると思います。

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こちらはひみつクラス クジャク鳩を塑造しました。

バランスがあえばいいのか?ポーズがそれらしければいいのか?それは土台であってその先もっと求めてもいいところはあります。ただの粘土が鳩に見える、感じるられる。そんな方向を目指しやりとりができればと思います。

K.Mさんのクジャク鳩
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鳩の場合、形の説明で静かに終わってしまうことがままありますが、クジャク鳩では尾羽の華やかさがポイントになります。カッチリおさえる所と遊べる所、この塑造は両方良い塩梅だと思います。

そしてM.Mさんの素描
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友人像ですね。画面から描くことの喜びを感じます。基本それでいいと思います。

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このページは、彫刻科教員が2011年10月20日 17:01に書いた記事です。

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