動物素描ゼミ

動物素描ゼミ
第1回 8月1日(月)-2日(火)
第2回 8月11日(木)-12日(金) 
                         担当 阿部 光成
持ち物 素描道具 B3パネル クロッキー帖

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その1 まずはプロポーションをとる

頭部、尻尾、脚の3点にポイントを絞りプロポーションをとらえます。

次に立たせること

先の3点のポイントを移動させ、床の平面を利用しながら重心をとらえる。

そして動きをつかまえる

生命感を表現するために、特徴的な動作やしぐさでとらえる。

以上はクロッキーで反復のトレーニングをします。


その2 立体を意識し把握する

絵は光や影を効果的に使い平面に立体感を表現するわけですが、よりしっかりするためには、その角度からは死角になってしまう見えない向こう側のカタチもつじつまを合わせる必要があります。

そのためには、正中線を確実にひけることと、それに対して左右にある目、肩などをつなぐ関係線を垂直に交あわせることが大切です。その方法を説明します。そのあと2次元上で3次元的に動かす感覚をつかむためのトレーニングをします。

その3 かたち 合わせから、質 合わせへ

大まかには良いが最後の押しがどうも弱い実技をちらほら見かけます。そんなもったいない実技にはクローズアップ法でトレーニング。頭部や脚だけを大きく切り取り、描き込み力を強化します。売りの強いデッサンっていいですよね。

以上の3つを軸に指導をします。

実際の試験では動物が出題される事はまれなのですが、動物をモチーフにして学べる事は石膏デッサンや模刻などにも応用できます。プロポーション、動きをすばやくとらえられ、立体を3次元でしっかりとらえたい学生はぜひ!!

                 どしどし参加してください。

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この記事について

このページは、彫刻科教員が2011年7月10日 17:56に書いた記事です。

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