静物デッサンゼミ

静物デッサンゼミ
8月13日(土)-16日(火)の3日間
                         
準備物
鉛筆デッサン用具一式
画用紙 (後日、掲示板にて用紙サイズ指定)


静物デッサンにおいて必要な事はモチーフの置かれている状況と質感表現をいかに説明出来るかです。今回の静物デッサンゼミでは、まず質感表現にこだわった鉛筆の使い方と、モチーフの質量(重さ)と状況を説明する為には欠かせないモチーフと床の設置面の処理の仕方にポイントを置いてゼミを行います。


ゼミ内容

序 章 何事も下準備

○鉛筆の色々 〜蒼き闘魂ステットラー、お汁粉みたいなユニ、etc.
○鰹節と一緒 〜削り方で変わるその味


第1章 質感表現はH系の鉛筆をいかに上手に使えるかで決まる!

○鉛筆は戦術play
〜後方支援のB?白兵戦のH?B系とH系鉛筆の配分量とH系を使い始めるポイント

○質感とはなんだ?
〜ここは大切!固有色の差だけでは質感は出せない

○静物はアクセント
〜調子が生み出す空間と質感の響き合い
ha-huto-5n.jpgDSC_7554122.jpg


第2章 接地面と影をよく見よう

○ニュートンもビックリ
〜接地面と影は大地と質量(重さ)=重力を表現する偉大な存在
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○影は影じゃない
〜影は光?影が見せてくれるもの


最終章 静物を制す

○講評 〜静物を制すものは受験を制す!

ゼミスケジュール
8/13 レクチャー・実技
8/15 レクチャー・実技
8/16 レクチャー・実技・講評
※ レクチャーは実演も含みます


レクチャーの時間も含めると実技の時間はそれほど長くありません。その為、実技では小さいモチーフを複数用意し、単体や、2〜3個ぐらいで組んだモチーフを各自のテーブルに、各々にセットしてもらい、個人のスキルに合わせて実践してもらう形を採ります。描写があまり得意ではない方、鉛筆の使い方が今一つ掴めない方、実技そのものの経験が少ない方などにお薦めします。レクチャーと、ちょっとした実演も交えて分かりやすく提供します。

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この記事について

このページは、彫刻科教員が2011年7月10日 17:14に書いた記事です。

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