木の箱と空間

アトリエの中央に木の箱をランダムに積み重ねてみました。パースをふまえた空間の課題です。パースをとる事だけに気を取られると輪郭線が目立つ塗り絵になってしまいます。木の箱の存在感、アトリエの空間の広さ、光の移り変わり、やること色々あります。大切なのはそれらをふまえながら絵にすることです。

A.H君のデッサン
パースの部分は特に気になりませんね。木の箱、壁の表情、描画材のキレイなトーンがしっかりと質感、空間を表現しています。時間をかけた良い仕事です。

20110604DSC_6805.jpg

N.S君のデッサン
木の箱の密度はもう一歩ですが、光を感じさせるために意図的に構図をずらしたり、しっかり追わないと見えてこない壁の面の方向、じっくりと仕事ができましたね。

20110604DSC_6809.jpg

R.M君のデッサン
部屋に対して少し木の箱が大きいかな?っと思いますが、スウっと見えてくる画面、抵抗感のある床、画面を操作しながら自然な印象を大切に出来たと思います。

20110604DSC_6807.jpg

来週から自由制作です。興奮しすぎて怪我しないように注意してください!!

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このページは、彫刻科教員が2011年6月 4日 17:03に書いた記事です。

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