●年明け一発目!ヘルメス・奴隷・アバタ模刻
明けましておめでとうございます。
入直が始まり、今日最初の課題の講評がありました。
冬季講習の流れで気合いが入った制作が出来ています。
今回は18時間の長い制作時間で、模刻の要点をしっかり確認できた人が多かったと思います。
これからカリキュラムがタイトになっていきます。
しかし焦らず、どっしりと臨んで欲しいと思います。
今日は秀作が多く、皆紹介したいのですが、幾つか絞ってご紹介します。
N.Nさんのヘルメス
全体のバランスがよく、ヘルメスの身体・首・顔・頭の動きの方向が柔らかく伝わってきます。
粘土の表現も硬さが抜けてきました。この感じで行きましょう。
S.Hくんのヘルメス
頭部の造りにやや鈍さが見られますが、全体の印象がよく、動きを良く理解しています。良いですね。
K.Mさんのヘルメス
持ち前の正確さにプラスして粘土の表現の幅が広がりました。課題が一つクリアされましたね。ガンガン行きましょう。
R.Kくんのヘルメス
制作時間いっぱいに探りをいれている作品です。詰めは甘いところもありますが、動きや印象に対するやりとりが魅力です。
S.Aくんのヘルメス
年末のジョルジョに続き、良い仕事です。少々野暮ったい形の鈍さがあるので、形の質に対する観察を増やしたいですね。
S.Tさんの奴隷
構造を見る力のあるS.Tさんですが、詰めが甘いのが課題でした。今回はその課題にしっかりと取り組めたと思います。頭部の造りはまだまだですが、表情の造りは良い感じです。さらに突っ込んで制作してください。
S.Sさんのアバタ
首・顔・頭部にかけての柔らかい捻れを印象よく掴めました。観察の幅が広がった証拠です。このリズムで観察してください。
S.Eくんのアバタ(現役生)
とにかく出来る限りをつくして観察しています。まずはこの姿勢が大事です。拾える情報は全て拾った先で、見えて来る形があります。それらを繋げて構造を組み立ててみてください。
年明け、良いスタートが切れたと思います。
上手く行かなかった人は次回頑張りましょう!