牛骨とアングル

鉄アングルに荒縄で牛骨が吊されている一見呪術的なモチーフです。こういったミクストメディアなモチーフに対しては、自分はどんなタイプなのか?またはどんなことを目指しているのか?それぞれの意図が構図を含め画面から伝わると一歩抜けたデッサンになります。今回は構図では大きく3つにわけられ、内容の方でもいくつかの種類が見受けられました。ひとつのモチーフから十人十色、様々な反応を大切にして下さいね。

R.Mくんのデッサン
背景を入れながらもモチーフが作り出す空間を上手に引き出すことが出来ています。牛骨の質感にも魅力がありますね。鉄パイプがもう少し。
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S.Tさんのデッサン
全体感を表すために引いた構図を選びました。どんどん描き込む仕事ではなくモチーフの周りの空気がとても柔らかく追えました。こういった解答もありです!
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S.Aくんのデッサン
大胆な構図で迫力がありますね。鉛筆の色味にも幅があり、空間と質感が噛み合いました。エネルギッシュでいいですね。
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このページは、彫刻科教員が2011年1月31日 16:38に書いた記事です。

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