手を自由に彫刻しなさい

課題の「自由に」を気にしながら見ていくと、単純に手だけの造り込みを評価の中心にはできません。面白くそしてしっかりと。などなど、ひとつだけではなく二つ以上の要素が必要になってきます。今回の自分の実技でまず見せ場はどうだったのか?手そのものはいったいどうなの?いろいろと復習してみて下さい。

A.Tくんの塑造
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自由度が高く、元気のある作品です!! 少し重たいところが伸びやかさを引っ張ってしまっているところが惜しいです。

S.Gくんの塑造
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スタートからの狙いが当たっていますね!手の造り込みもなかなか納得の出来だと思います。

M.Sさんの塑造(現役生)
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手の作りはまだまだですが、構成の面では随所に気の使いが見られました!塑造板を含めての世界観がしっかりしています。

A.Aさんの塑造
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心棒の使い方が上手いです!! 手の作りにこだわりの部分をもっとほしいところですね。

T.Mくんの塑造
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若々しい生命感を感じます!!ゴロリとした量感、ゴツゴツとしたラフな表情が魅力です。

U.Pさんの塑造
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ハッとさせられる余白の空間が利いています。静かな佇まいに手の温かな表情がほっとさせてくれました。

A.Mさんの塑造
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「自由に」の課題に対して意図的な姿勢に好感が持てます。緩やかな手の表情に伸びやかな布の絡みが良かったと思います。

M.Aくんの塑造
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シンプルな手の構成、大きめなサイズの設定、目に飛び込んでくる存在感はスピードを感じます!!勢いが出てきました。

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この記事について

このページは、彫刻科教員が2011年1月29日 14:35に書いた記事です。

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