今日からの課題です。
大きな台の上にいろいろなモチーフを置いてみました。面積が大きいため必然と自分で構図を決めなくてはなりません。キラリとセンスを感じさせるチャンスです!パースや空間を表現する為に、知識を用いたり描写のリズムを積極的にコントロールします。手前、中間、奥の関係を描き出しから意識しないとモチーフ間の空気は描ききれません。様々な内容がこの課題にはこめられていますので、視点を多く持ちながら技術面の向上にあてて下さいね。
つづいて
東京芸大の二次試験は塑造の他に3h素描があります。すでに一次試験で基礎力を見ているので、この3h素描では出題に対しての対応力や応用力を試されます。受験生の個々の多様な反応を見る為に揺さぶるような出題内容が例年特徴です。様々な回答が多く予想されるため、ブレのないしっかりとした視点や意図が大切になってきます。ぼんやりとモチーフを描くのではなく、自分の土俵で勝負したいですね。
というわけで、本ーBアトリエ横のギャラリースペースに素描の参作を自画像、手、動物、空間、静物の5種類をピックアップしてみました。それぞれ2枚づづタイプ別にもなっていますよ。実技のバリエーションを広げるきっかけに是非参考にしてみて下さい!