今年、2010年の昼のコース、最後の課題になりました。
6時間での「ジョルジョ」模刻のコンクールです。
高校生にはまだ厳しい課題ですが、芸大の入試では比較的に良く出題される課題なので、あえて出題しました。
全体に盛り上りは感じましたが、形の正確さや、首の繋がり、印象など、まだまだ観察して欲しい作品も多くありました。そんな中、上位の作品は、構造的な強さと造り込みのバランスの良さが感じられるものも出てきました。惜しい部分はありますが、冬季最後に頑張りました!
トップのS.Aくん:ジョルジョの動きや印象、芯の繋がり、佇まいなど良かったですね。
今まではそう言った仕事が中々できなかったのに、冬季講習会での努力の成果だと思います。
しっかりした彫刻に見えてきましたね。
2位のM.Mさん:動きの流れがあるいい感覚のジョルジョになってきました。少し、縦横の比率を見ると、横幅が広い顔になって首も短い感じで惜しかったです。粘土の扱いはとっても魅力的な作品でした。