今日の塑造強化コースは、「手を2体以上構成して彫刻しなさい。」という課題でした。
空間的な構成や、手の柔らかさ、指の表情など総合的な力が見れる課題です。手の作りはもちろん塑造板上の空間全体をどう作ってくるかが大事ですね。
K.Nさん:手の表情やポーズも自然で空間にも緊張感がありました。
いい感じです。(^ ^)/指先までしっかり作り込めているし流れも見れていて良かったです。
全体で並べても目立ちましたね!この調子で行きましょう!
N.Nさん:女性らしい手の印象が、上手く表現出来ています。手首のねじれがよく見れていましたね。手の塑造では大切なポイントですね。構成も工夫してありました。もう少し指先の流れまで、丁寧に作り切りたかったですね。(^v^):
芸大コースは「自刻像」
まずは、大きさを大事にしたいですね。あとは、骨格的な見方を意識し、体、頭部、首の繋がりをしっかりと見ていきましょう。また、像の佇まいが、その中で表現出来ているかも見ていきたいですね。
S.Sさんの塑造
正中線を境に左右の骨格にズレが見られますが、その中でもしっかりと頭部と顔面などの繋がりを意識した仕事が出来てきました。粘土の表現にも強さがあり抵抗感を感じます。
R,Iくんの塑造
こちらは現役生の作品です。頭部、首の量感をしっかりと捉え、空間にも広がりを感じます。あとは色観察の目を増やし、それを粘土の表現へと繋げていきたいです。また首周りの形態もしっかりと見ていきたいですね。
こちらは臨時講師、山口諒子さんのデモンストレーションです。学生に混じって造りました。しっかりした構造に表情が豊かに表現されていますね。粘土付けのコントロールが見事です!さすが現役の芸大生ですね。みなさん時間を見つけて彼女に話しかけてみて下さい。面白い話が聞けると思いますよ。
こちらは講習会が始まる前のお休み期間に自宅で描いてきた作品です。
自分の課題だった自画像を克服してきました。若干まだ表情が硬いですが、自然な佇まいが表現できて良かったです。この調子で表現の幅を広げていきましょう!