裸婦立像

今日は久しぶりに人体を描きました。固定ポーズとムービングの選択でした。全体としては完成度は物足りなかったですが、構造を気にしながらしっかり立たせることや、関節から関節へどうつながっているのか?探る仕事に意欲を感じました。観察を通したライブの仕事のほかに、人体の解剖学など知識の部分もあわせて進めていきたいですね。かたちをおぼえ、モデルさんを見ないでもある程度描ける力が必要です。

M.Yさんの素描
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量感をたっぷりと感じます。いいですねー 末端の仕事などまだやり残しはありますが、ドンドン良くなる雰囲気を感じます。!

N.Nさんの素描
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安定したプロポーションと観察を通した細かな仕事が見られます。モデルさんから魅力を感じる形をグイグイ探し続けたいです。

K.Tさんの素描
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画面からやりとりに費やした時間を感じます。見切る仕事が少し弱いですが、粘ることで表れてきた形は魅力的です。

こちらはムービング。
S.Sさんの作品です。
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のびやかにポーズを選んで、前半に気持ちのよい画面構成が出来たので、気持ちよく描き進める事が出来ましたね。クロッキー教室で人体のバランスを日々叩き込んでいる成果がスッと出せています。自然に感覚がはたらいているので、グッと力をかけた足首や手の表情に敏感に反応出来ています。手前の太ももや腕などの形態感の描き起こしが課題ですかね。

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このページは、彫刻科教員が2010年11月22日 16:23に書いた記事です。

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