こちらは自主課題の自画像です。
伝えたい事を決め、シンプルに手が動いていますね。眼鏡などの小物を使うテクニックが効いています。
2010年11月アーカイブ
今日の模刻はメヂチでした!
動きがありねじれの激しい像ですね。肩の関係から首の出方は見れる様になってきました。
縦横比率や、髪の毛がどう乗るのか。特に頭部の量や面性は繋がりをしっかり観察して手を動かしていきたいですね。あとは、動きのある像なので、左右の違いにも、もっと反応していきましょう!模刻は、回数をこなす事も大事です。自主的に続きをやったり完成のイメージを持つ事も大事ですね。
K.Tさんの作品
夜間部では、男性立像素描、基礎コースはクロッキー会を行いました。
人体デッサンの大切なポイント、基本的な重心等の注意点を含めて、
視野を拡げて感覚的な観察力、表現の幅も伸ばしていきましょう。
今日は2点、優秀作品を紹介します!(^O^)/
m.kさん(高校3年生):スケール感も出せていい構図ですね。
のびのびした表現力もついてきましたね。いい感じです!
足先や細部へのこだわりも今回のような5.5時間でも、
表現できるようにこれから、経験を積んで行きましょう!
c.oさん(高校3年生):色感がとても良くなりました!形を意識して分かるようになると、
なかなか色の面では明快な表現が出来なくなる時期が勉強途中ではあります。
そういう時期を乗り越えて、形と色感、空間表現がバランス良くなりましたね!
この調子で行こう!!
(夜間部の他のみんなの作品は学内サイトでUPしてます!)
2学期も後少しですね。集中力をさらに上げて、実技を楽しみましょう!!^ ^
今日、こちらのクラスはガチョウの塑造でした。滅多に作ることのない動物ですが、量感もある突っ込み甲斐のあるモチーフですね。鳴声がうるさいのが、ちょっと大変でしたね。
全体的に、立ち方を意識出来た塑造が多く見られました。
K.Hさんの塑造
粘土の質感が面白いですね。首の動きに無理が見られますが、粘りながらよく作りました。
K.Sさんの塑造
ガチョウの量感をダイナミックに捉えた塑造ですね。やや体の形態感が弱く見えてしまうのが惜しいですね。
そしてこちらはM.Aくんのガチョウの素描
地面に対してしっかりした立ち姿から安定感を感じます。細部の描き込みやほわっとした量感から魅力も生まれましたね。
奴隷の預かりデッサン4枚です!
タイプの違う4枚で、魅力がありますね。
公開コンクールを経て、徐々に全体のテンションが上がり盛り上がって来ました。
ピリッとした空気、良いですね!
R.Kくんのデッサン
安定してきましたね!この位置ならではのダイナミックさが伝わってきます。もう一息、上からの光の意識、暗い部分のグラデーションが盛り込めると最強ですね。
S.Aくんデッサン
描く形にパンチがあるS.Aくん。その中に空間を意識した繊細さが入ってきましたね。背中側と正面からの正中線をもっと感じながら向こう側の形態感が見えてくると良いですね。
K.Nさんのデッサン
形を取るのに苦戦した結果、淡泊になりがちだったデッサンが、動きを伴って、ギュッと詰まって来ました。存在感を感じます。顔の印象が合えばさらに強固なものになりますね。
A.Sくんのデッサン
繊細かつ綺麗な色味で責めて来ていますね。目を引きます。ねじれや伸び縮みなどの動きに対し、もう少し欲を出して行き、一段上を目指したいですね。
s.eくん(高3):細部の観察が良く、メリハリもありますね。骨格理解や観察力もあるので本当に良い作品になりました。ねじれや動きの確認と、頭部の形も彫刻してみよう!
s.kくん(高3):首の形や、切り口まで工夫していて、全体感が良い作品になりました。細部の造り込みも魅力あります。この調子でいこう!
m.kさん(高3):粘度の扱いがとてもいいkさん。頭部のバランスがもう少しでしたが、塑造の魅力抜群です!
c.oさん(高3):荒付け特訓をしっかりやってかなり安定したバランス力がつきました!!細部の観察も良くなってきました!
h.oくん(高3):最近ぐんぐん力をつけてきた、というか、蓄積してきた知識が消化され、身に付いてきたと思います。すごく良くなりましたね。メリハリもある細部の造り込みGoodです。
k.fさん(高3):動きも考えて立体感のある作品になりました!粘土の堅さが惜しいですが、形に対する意識は素晴しいです!!^^
他にもたくさん良い作品がありましたが、今回はここまで。。。
これからも夜間部の襲来をお楽しみに...!(^0^)/
本日はオーソドックスに奴隷単体です。全体の印象としてはとらえ方や描き起こし方にバリエーションを感じました。そのため色々な種類のデッサンが出来ました。モチーフのバランス、印象を外さずに自分の視点を盛り込みたいところです。
M.Yさんのデッサン
最近リーディングヒッターのM.Yさん。構図がやや右に寄ってしまいましたが、印象の明快さ、バランスなど安定しています。並べた時にパッと目に入ってくるところがいいですね。
Y.Uくんのデッサン
時間の経過と共に手数はドンドン入ります。仕事量に比例して見せ場がぼやけてしまうのはキャリアにも比例してよくあることです。今回は最後までそのポイントを見失わずに終えたのではないでしょうか?
K.Yくんのデッサン
降り注ぐ光、そこへ螺旋を描きながら登るかたち、奴隷に起こる光と影はとてもきれいです。形態感が優先されがちですが、このデッサンのような印象も感じます。まだまだ足りない部分はありますが、良い一枚です。
今日の塑造は、はめったにお目見えしないガチョウでした!
凶暴?で鳴き声がうるさい、元気なガチョウ。そのため檻から出せないのですが、しっかりした形があり魅力がいっぱいでした!
初めて作るモチーフを良く観察しながら、勉強してきた所と、いかに融合させていくのか?
初めてのモチーフだと、より自分に足りない部分が出やすいので、今の内に、しっかり自分の課題と向き合いましょう!
A.Sくんの塑造です。
首のねじれや重心の関係など、丁寧に観察していますね。ここから頭部を作り込みながら、締めこんでいけると全体感、バランスが良くなって行きますね。
R.Mくんの塑造です。
体の張りや完成への意欲など、全体に力のみなぎった塑造です。作り込んだ頭部がよりスッと目にはいるよう、量の抑揚にも気を配れると良いですね。
K.Nさんの塑造です。
全体のつながりを大切にしながら丁寧に観察しながら造り進めていますね。頭部の描写も優しさを宿しながら進めていて好感が持てます。体の力の流れを意識して粘土のメリハリがつけられると良いですね。
K.Sさんの塑造です。
自分で課題を決めて取り組んだ塑造。
丁寧に、抜かりなく全体に意志の入った仕事が出来ています!回してみても斜めからの形が繋がっていて綺麗です。彫刻を意識する上では、塑造板を回してみて耐えうる形”と言う事は大事ですね。
目や頭頂部の仕事に、もっとこだわりが入ってくると良いですね。
今日は久しぶりに人体を描きました。固定ポーズとムービングの選択でした。全体としては完成度は物足りなかったですが、構造を気にしながらしっかり立たせることや、関節から関節へどうつながっているのか?探る仕事に意欲を感じました。観察を通したライブの仕事のほかに、人体の解剖学など知識の部分もあわせて進めていきたいですね。かたちをおぼえ、モデルさんを見ないでもある程度描ける力が必要です。
M.Yさんの素描
量感をたっぷりと感じます。いいですねー 末端の仕事などまだやり残しはありますが、ドンドン良くなる雰囲気を感じます。!
N.Nさんの素描
安定したプロポーションと観察を通した細かな仕事が見られます。モデルさんから魅力を感じる形をグイグイ探し続けたいです。
K.Tさんの素描
画面からやりとりに費やした時間を感じます。見切る仕事が少し弱いですが、粘ることで表れてきた形は魅力的です。
こちらはムービング。
S.Sさんの作品です。
のびやかにポーズを選んで、前半に気持ちのよい画面構成が出来たので、気持ちよく描き進める事が出来ましたね。クロッキー教室で人体のバランスを日々叩き込んでいる成果がスッと出せています。自然に感覚がはたらいているので、グッと力をかけた足首や手の表情に敏感に反応出来ています。手前の太ももや腕などの形態感の描き起こしが課題ですかね。
今日は学生発案の自主的コンクールの採点講評がありました。
「この一週間の間に空き時間を探し、有志参加者は各自で6時間以内の自画像を描いて来る」というもの。
学生の依頼を受け本日出勤の4人の講師でいつものコンクールと同じ形式で採点講評しました。
有志での企画だけに、それぞれ画面に力があり見応えがありました。
そのなかで見事1位を獲得したM.Yさん。
表情が豊かで、ゆったりとした存在感が出ている秀作です。
少し炭が重いので色味を意識するとさらに良くなるでしょう。
第二回も企画しそうな気配がありますので、大いに盛り上げて欲しいと思います。
今日は全クラス合同でデッサンを描きました。
普段あまり描かないモチーフを多数用意して新鮮な気持ちで取り組みました。なかなか描かないモチーフの構造を自分の目で組み立てることが求められます。
今日はその中なら数点秀作が出ましたのでご紹介します。
S.Aくんのゲタ
ゲタの印象、全体感を大切にしながらのしっかりした描写いいですね。欲を言えばひっぱったり押さえたりの仕事がもう少しほしいです。
N.Nさんのマリエッタストロッチ
明るいトーンを駆使しながら、頭部の張りや強さも出ましたね。首周りの空間のらしさや手前の空間も描写で少しづつ引き出せてきました。像のもつ微妙な傾きや動きもよりスッキリと出ると良いですね。
K.Yくんの武装する女神
春から本格的に勉強を始めた彼、キャリアはありませんがもともとバランス感覚はありました。今回はそれが実を結びましたね。技術は後から付いてきます。大切なのは目がしぱしぱするまで観察することと見えた形をどうにかして具現化したい!と思う欲求ではないでしょうか?
S.Iくんの武装する女神
こちらもこの春から勉強を始めた学生です。見えてきた形が紙の上で再現出来た!!そんな気持ちが伝わってきます。よく見ないと描けないディテールにしっかりした観察を感じます。
S.Tさんのホーマー
動きや形を優先する為、色味の要素が乏しかった彼女ですが、今回は光を感じグラデーションの発生が見られます。私だってこうゆう仕事できるんです!って胸を張って下さい。
優秀作品紹介 11/18講評
m.kさん:印象も良く、粘土の扱いがとても良いです。ジョルジョらしい繊細な表情が目を引きますね。見せ場がしっかりできていて、なおかつ、骨格的な正確さも裏付けされているなんてすごいですね。現役生としては完璧ですね。(^v^)
本日こちらのクラスは2日間でジョルジョの模刻でした。
全体的には大きくはずした学生はいませんでしたが、その先で踏み込んで追って行く仕事が少なかったように思えます。目など細かい形を描写すると印象のズレがしっかりと見えてしまい、うーんと首をひねってしまいますが、雰囲気に頼よらず一度は怖がらずに詰めて行く仕事もほしいです!
R,Mさんの模刻
ジョルジョの首、顔面、頭部の構成がしっかりと感じられますね。中心に向かって形がしっかり収まっていますので、ぐるりと回してもはみ出た形がありません。模刻に限らず大切なことです。この先のリクエストとしては完成度の高いジョルジョに細かな形も含めどこまで追えるのか?チャレンジしてみてください。
彫刻科教員室よりお知らせです。
公開コンクールも終わり、いよいよ冬季講習会まで一月を切りました。
今年はコース設定が変わりますので下記の内容をチェックした上で検討してください。
尚、限定30名に冬季講習会のポスターをプレゼントしております。彫刻科限定企画なので申込済みで希望者は教員室まで取りにきてください。
今年の彫刻科の冬季講習会は例年とかなり違います。
東京芸大の一次試験の倍率が下がり二次試験重視になってきたことに対応するため、コース設定を変更いたしました。芸大二次試験を突破する力をこの冬に身に付けたいですね。
<変更のポイント>
これまで昼にデッサンコース・夜に塑造強化コースを設けていたものを、今年は昼夜入れ替えて昼に塑造強化コース・夜にデッサンコースとしました。
これにより塑造課題の数が増え、模刻・動物・首像・構成といった必須の課題にしっかりと取り組めます。
また夜間には新たに芸大二次対策コースも新設。こちらは従来通りの芸大総合コース受講者がさらに夜間を使って塑造・素描を強化するためのコースです。
こちらの組合せではデッサン・塑造・素描のバランスが良く、総合的に理解を深めることができます。
そして後期最後には塑造強化・芸大総合 両コース合同の塑造コンクールがあります。
なかなかこの規模の塑造コンクールは出来ないので、多くの作品を観ることと自分の塑造力を確認する良い機会となるでしょう。
普段塑造をする回数の少ない高校生や地方で学ぶ学生にとって良いチャンスとなると思います。
<私大志望・初心者の方>
彫刻科の場合、このように芸大を中心にコースを設定するのですが、当然そのことが私立大学の対策につながります。初心者の人にはどのコースも道具の説明や心棒の組み方も説明し対応いたします。また彫刻基礎コースも設定しております。
<注意事項>
昼に塑造強化コースを設けたことで、定員が発生します。回転機の数に限りがある関係で、塑造強化コースの定員が約40名となります(芸大総合、彫刻基礎コースの人数により多少増減することがあります)。冬季講習会受講をする際、定員に空きがあるかご確認の上お申し込みください。
すいどーばた美術学院 03-3971-1641
インタビュー第14弾 『2010全国公開実技コンクール特集』 をアップしました。
公開コンクールの講評は時間に限りがあり、残念ながら総評を全10名の講師にお話ししていただくことができません。
そこで、今回は「採点直後!新鮮で率直なコメント」を各講師にお願いしました。
採点同様、相談無しの本音コメントです。採点が終わった直後にすぐ書いてくれた人、帰りの電車の中で思い出しながら書いてくれた人、翌朝までじっくり考えて書いてくれた人、それぞれです。
今回はその辺も踏まえ、コメントを送ってくれた順番に掲載したいと思います。
受験生にとって有益なこと間違いなし。こころして読んでください。
メニューバーのインタビューから御覧になって下さい。(PCのみ 携帯からは御覧になれません)
いよいよ明日は全国公開コンクールですね。
今日は久々にこちらクラスで預かり作品がでました。コンクールに向かう集中力と、盛り上がりやすいモチーフが噛み合って良い作品が出てきたと思います。
Y.Yくんの作品。夏季講習会以来の預かりかな?バランスに気を配りながら、ジョセフの質感に迫りこんで来ましたね。白がつながって大きな形を見せてこれました。帽子の形態感は惜しいですね。
A.Sくんのデッサン。ハーフトーンをデリケートに扱いながらも、面をしっかりと意識しながら描き込んで来たので柔らかい炭でも形のしっかり感を感じます。顔面の印象が、もう一つ迫りきれると良かったですね。
N.Nさんのデッサンです。少しずつ炭の扱いにダイナミックさが出てきました。構図や形態感にしっかりとした安定を感じます。体の奥の形の掘り起こしや頭部の骨格を意識した描写が入るとより良いでしょう。
K.Mさんのデッサンです。こちらは通常カリキュラムで描いたものを時間外に加筆した作品です。以前の硬さは全く無くなり、たくみにハーフトーンを扱って描き込んでいます。頭部手前側の髪の毛の描写と手前の腕の描写がより噛み合うと、柔らかさのなかに立体としての強さも宿ってくると思います。
こちらは自分で石膏を選んで取り組んだK.Sさんのデッサンです。
視点がはっきりしていて解りやすいです。体のスッと奥へ抜けていく空間やガッタメらしい表情が良く追えています!
いよいよ公開コンクールが明後日に迫ってきました!
体調を整えて、全力を出し切ってください。そのための準備は皆さん大丈夫ですか?
そういった意味では、受験を想定して気持ちのコントロールもシュミレーションしてみてください。テンションあげていきましょう。
さて、公開コンクールの楽しみの一つに参作展示があります。
今年はピロティーではなく、一つ教室を使い展示を行います。
湘南美術学院とすいどーばた美術学院の優秀なデッサンと塑造作品写真を大量にみることができる年一度だけのチャンスです。
両校の特徴の違いをみつけ価値観を拡げたり、共通点をみつけて合格ラインを探ってみるのも良いでしょう。
是非、有意義に活用してください。
今回はちょうど画像の円盤投げ全身の模刻が残っておりますので、こちらも展示してみようと思います。
お見逃しなく!
公開コンクールを直前に控えた最後の石膏デッサンということでジョセフを9時間で描きました。全体的に盛り上りを感じられました。それは学生それぞれが自分の実技に高い要求を求めはじめた傾向からでしょうか?
M.Yさんのデッサン
黒を味方につけられましたね。このデッサンを見ていると良い所ともっと仕事したい所二つが見えてきます。これで完成ではなく、伸びしろ感じる一枚です。
こちらは別カリキュラムで2日間で描いたジョルジョです。
光や空間を意識しながら肩の関係性など形態感をがっちり掴みにいっています。
自分の向かいたい所へ着実に進んでいますね!
K.Sさんのデッサン
昨日に引き続き、粘土クロッキー。
短時間で形にするというよりは、形のポイントを探ったり、大きな形の関係をシビアにつかんだりすることに時間を使う課題です。必要なら大きく粘土を動かすことも求められます。
モデルの特徴をどのように掴み、構造とどう関係しているかを観察し、必要に応じて解剖学的な研究も積極的にしていきましょう。
昨日に比べ、全体に形に締まりが出てきたと思います。
面白さの裏に、確実な形態が見えてきました。
数点ご紹介します。
K.Tさん
S.Tさん
K.Nさん
Y.Yくん
H.Gさん
K.Mさん
本日は今日と明日の二日間で友人像をクラス合同で造る課題です。普段と違うのは、一日で一体制作します。
完成度を求めるのではなく、遠目からでもその人とわかる要素、量のバランス、よくするポーズ、佇まいなど、細かな顔の造作で本人らしさを表現するのではなく、もっと大きな単位でその人を捉える事を目的としています。目鼻口を造り込んで密度が上がる喜びはありますが、今回はそうではない所でモチーフに迫れる仕事をしっかり覚えたいところです。語らずして語るとでも言いましょうか?表面だけに頼らないように出来るといいですね。
いよいよ全国公開実技コンクールが一週間後に迫ってきました!
ということで、コンクールのお知らせを再アップします。
日程は11月13日(土)14日(日)の2日間で湘南美術学院との合同全国公開実技コンクールを行います。
課題は「石膏デッサン」(木炭/木炭紙大)です。
湘南との合同になって今年でもう7回目なんですね。昨年は東京芸大受験者数224名に対し150名のエントリーがありました。66.9%の人が受けた事になりますね。芸大受験まで4ヶ月弱のこの時期に、自分の課題を確認するには絶好の機会ですね。
全国にいる猛者諸君、自分の腕を試す機会です。そして「芸大なんて無理、無理」と思っている受験生へ、受ける前からあきらめてはいけません。自分の可能性を信じてください。まずは気軽にエントリーしてみましょう。お待ちしております。
そして2日目の14日(日)講評後13:30から彫刻家 森淳一氏の特別講演会があります。楽しみですね。説明をする必要はないくらいの方です。知らない人はモグリですよ。自分で調べてみましょう。
そして地方の受験生に朗報!!!なんと無料宿泊(朝夕食付き)あります!!うれしいですね!助かりますね!(宿泊人数に限りがあります。お早めに。体験宿泊は一泊のみ・日曜祝日は食事がつきません。)詳細はwebサイトで→宿泊情報
申し込みを希望の方はすいどーばたHPで申込書をダウンロード!
すいどーばたHP
申込書を郵送希望の方は03−3971−1641どばた受付まで!
以上、公開コンクールと無料宿泊施設紹介のお知らせでした。彫刻科教員室
鳩は、小さいのでより観察力が必要です。大きなフォルムや輪郭に反応する部分と、骨格や筋肉を追っていきながら細かくなって行く部分とのバランスが大事ですね。
動物を作る上で必要な、頭ー肩ー腰ー足の連動する動きなど、再構成に対しては、以前より意識出来てきています。
見せ場になる頭部や足も、もっと言い切って行きましょう!
H.Gさんの鳩
肩から頭部にかけてのフォルムが鳩らしいです。バランスやフォルムの印象をまずつかまえた事が良かったですね。
M.Yさんの鳩
やわらかく包み込むように形を捉えるM.Yさんですが、どうしてもつめる仕事もやさしくなりがちでした。が、今回の鳩は形をしっかり造り込む事ができましたね。
M.Mさんの鳩
スッとした立ち姿がとても鳩らしかったです。肩まわりを中心にしっかりと形をおさえる事で安定感がうまれました。
R.Kくんの塑造
素直に観察をしながらかつ構造を意識し、こう魅せたい!という意思を感じます。攻めていく姿勢が大事ですね!
このミロのヴィーナスの冬季講習会ポスターを限定でプレゼントします。
冬季講習会彫刻科の各コース申込先着順で希望者には限定30名分の
ポスターを用意しました。
講習会生は講習会が始まりましたら、申し出てください。
学院生は30名の枠内であれば、講習会が始まる前でも持ち帰れます。
冬季講習会申込が済みましたら、教員室に申し出てください。
学院生から「欲しい」という声が多く聞かれ、
せっかく彫刻科の秀作が使用されていますので、学院に掛け合ったところ
分けてもらえることになりました!!
Y.Uくんが取り組んでいた大型模刻「円盤投げ全身像」が
とうとう完成しました。
普通は受験生がここまでの作品を制作することはないので
全国の受験生は安心してください。
Y.Uくんは既にしっかりとした塑造力を身につけていて、
繰り返しの受験勉強とは違った視点で作品制作をする必要性があり
今回思い切ってチャレンジしてみました。
彫刻の世界はまだまだ奥が深いです。
今回の作品から「でかい」「すごい」というところばかりではなく
繊細で微妙なやり取りや形を与える仕事、積み重ねられた基礎力に目を向けてみてください。
Y.Uくんお疲れさまでした。
夜間部デッサンと素描コンクール優秀作品とあずかり作品を紹介します!
パジャント 夜間部 デッサンコンクール1位 s.eくん(高3)
とてもすがすがしい空間表現です!見ていて気持ちよくなりますね。^^
丁寧な描写がしっかりと形になってきました。いい感じです。
自画像 夜間部 素描コンクール 1位 a.wさん(高3)
調子のバランス、表現力の幅が広がってきました。
自分と向き合い、集中して描いた魅力が画面からじわじわと伝わります。good!
夜間部 素描コンクール 2位 s.kくん(高3)
空間表現がとっても良くなりました!正面からの自画像ですが、前に迫ってくる迫力も出てきましたね。少し目が離れてしまったのがおしい..。でも、いい感じです。^^
夜間部 素描コンクール 3位 s.eくん(高3)
似てます!迫力もあって良いデッサンです。^^鉛筆の調子の幅をもう少し増やして、胸部の切り方を丸くしないで、身体の形を出来るだけ描いたほうが良いです。でも、本当に魅力ある素描です。
他の現役生もどんどん実力アップしてます。
これから本当に楽しみです〜。(^^)
今日は手の素描を描きました。前回の塑造は手がモチーフでしたのでその反省を平面でリベンジしました。手を三つ以上描きなさいという課題でしたので、モノを描く以外にそれぞれの関係性が重要になります。一つの画面に力を入れて描く場所と抜く場所を設け、緩急をつけることで画面にリズムが生まれてきます。全部にピントを合わせるわけではありません。手のプロポーションをしっかりとる事を前提に画面の主従関係をはっきりさせましょう!!
T.Aくんの素描
手のプローポーションはちょっと怪しいですが、そんな細かい事よりも画面が大きく見えるところがいいですね。難しいアングルから挑戦したところも好感が持てます!
K.Sさんの素描
面白い構図で目を引きます。光と影をしっかりつけ、皮膚の色味も出てきました。形優先になりやすいですが、固有色をしっかり拾う仕事は大切です。
そしてT.Mくんの素描
熱気がガンガン伝わる素描なため鉛筆が光ってしまい、まだ画像がUPされていません。T.Mくんごめんなさい。近いうちに必ずUPします!とりあえず文章だけでもということで。内容の方は、エネルギッシュさの中に繊細さもプラスできました。力の出し入れをコントロールすることで個性が洗練されて見えます。安定感も増してきましたね。(やはり画像がないとピンときませんね)
続いて前回のコンクールの採点中課題を紹介します。
芸大二次試験の三時間素描を意識したモチーフです。アトリエの天井から布をたらし、イーゼルにもたれかかる様にアクションをつけました。モノを描写する以外に広い空間どう表現するか?が課題です。はじめて見るモチーフな為正解の前例がありません。イメージを自分で造り上げるしかなく意識が弱いと密度不足で終了してしまいます。そんな中で意図のはっきりした素描が出ました。
手につづきT.Aくんの素描
壁がホワイトアウトしてます。はじめて見る処理です。シンプルな画面作りが三時間素描では効果大ですね。
N.Nさんの素描
ピントがバッチリあっている箇所は少ないですが、それがかえって空間を無理なく自然に掴んでいる印象を受けます。こうした画面の作り方もあります。
こちらは、クロッキー教室での自主課題です。
空間や量感、構造、動きなど特化して感じていく部分はたくさんあります。
自然にかつ素早く形を捉える力を養っていきたいですね。
こちらはK.Sさんのクロッキー。
ボリュームと空間を感じます。
みなさんもどんどんクロッキー預かり狙って下さい!!
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