今日は学期末コンクールの採点と講評でした。
今日の課題は「円盤投げトルソの背面」のデッサンと
「鳩」の塑造でした。
デッサンでは久しぶりに「a」ランクが1点出ました。このランクは東京芸大の入試においてトップランクに位置するもので、すいどーばたでも年間で数点しかでないものです。
円盤投げの背面は表面描写だけでは表現が難しく、動きの理解や構造の組み立てがしっかり出来ていることが求められます。
数点作品を紹介したいと思います。
1位のR.Mくんのデッサン
的確な描写と奇麗な空間と光をつかんだ秀作です。ここ数枚でデッサンがつかめてきましたね。若干動きが固いですが人物デッサンに続きgoodです。
2位のS.Tさんのデッサン
構造をしっかりとらえ、安定したデッサンです。力の溜まった表情から動きにゆったりとつなげています。
3位のM.Mさんのデッサン
動きの理解が深く、コントロールされたデッサンです。見た目は少し強引ですが、安定感があります。
4位のR.Kくんのデッサン
スケール感がありタップリとした量感が魅力です。
6位のY.Uくんのデッサン
炭の響きがいいですね。カタチがもっともっと広がるとなお良いです。
塑造は鳩らしさや生命感が求められます。
Y.Uくんの塑造
二羽の鳩を効果的に組み合わせた秀作。安定した内容を感じさせます。
N.Nさんの塑造
シンプルに抜かりない表現がで来ていますが、パーツのつながりや構造をもっと追っていきましょう。
少しの間、お休みです。一学期の反省点を夏の講習で取り組めるよう、リフレッシュしてください。